ゆうの日単「己事究明」

ゆうの日単「己事究明」

滋賀県東近江市能登川町にある禅寺、大徳寺の住職です。「禅は己事究明である」とは、学問の師の言葉。日々の活動や思ったことを気ままに更新していきます。見て楽しんでいただけたら光栄です。

遅ればせながら、本日4月13日にお釈迦様の降誕会、「花まつり」を開催。

良い天気の中で、本堂の戸を全部開けて行いました。

本堂内のストーブは、もう片付けて良さそうですニコニコ

そして山門の工事は、順調に進んでいます。

新しい屋根瓦が設置されつつあります。

本日4月7日は、当寺の法源地である、市内の瓦屋寺毎歳忌。

大徳寺は江戸時代の中期に復興されているのですが、その際に勧請中興開山となったのが、瓦屋寺の中興開山である、香山祖桂和尚(1615~1686)です。

 

香山祖桂和尚の毎歳忌が毎年4月7日に開催され、近隣の和尚が集います。

大徳寺の中興開山、密雲祖印和尚は、瓦屋寺にて修禅に励んで法嗣となりました。

瓦屋寺と香山祖桂和尚は、大徳寺にとって欠かせない大切な存在です。

感謝の念をもって法要に出頭しました。

3月も間もなく終わるこの季節、一気に暖かくなりました。

すこし遅かったですが、もうすぐ桜も満開ですね桜

さて、大徳寺の山門屋根改修工事は、基礎の工事が無事終わり、次は屋根の改修。順調に進んでおります。

足場が組まれ、いよいよ屋根瓦が入れ替わります。

とても楽しみです!キラキラ

 

さて、この3月末に大本山妙心寺では、管長猊下が交代されます。

明日と明後日は、交代の行事が行われます。

好天のもと、無事儀式が行われることを祈ります。

本日、3月20日は、春のお彼岸の中日。

午前9時より、五個荘の齢仙寺の彼岸会に出頭してまいりましたお願い

1年前はまだコロナの影響で、法要を短縮されていたのが遠い昔のようです。

うちの寺とは、東嶺禅師繋がりのご縁。

 

お彼岸には珍しく、今日は寒くて強風雨雷

雷が鳴って、霰まで降りました。

お墓参りも少なくて、寂しい中日。

晴れたら庭掃除をしようと思ってましたが、とても無理な天気でした。

おかげで午後からのんびり過ごしました。

3月17日から、春のお彼岸が始まりましたお願い

 

大徳寺では、お彼岸の期間中に、檀家様のご自宅の仏壇をお参りしてまわります。

夏の棚経に近い感じですね。

午前中いっぱいは、彼岸参り。

そして午後からは、近隣の寺院、興福寺様の彼岸会に出頭しました。

いつもお世話になっております。


暑さ寒さも彼岸まで、と申しますが、気候が暖かくなってありがたいです。

しかし、、、花粉がつらいですねえーん

明日も引き続き、お彼岸のお参りが続きます。

この期間、より多くの方に、先祖供養と仏教を通じて、感謝する心を養っていただきたいと思います。