問題集の穴埋めだけをしても意味がない理由 | Kazuのかんたんドイツ語 【文法・語法・会話】

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ドイツ語は難しい?いえいえ、実は英語よりも簡単です。挨拶・発音・数字から、ドイツ語を簡単に分かりやすく解説します。単語の増やし方、動詞・前置詞の格支配や名詞の性の学び方も解説していきます。マルチリンガルの私が、外国語一般の学習方法についても紹介します。

外国語の問題集で、穴埋め形式のものがあります。

日本の英語教育の現場でもよく見かけますし、海外でも言語を問わず、穴埋め形式の問題はあります。

 

ただ、その穴埋めして終わりにしていませんか?

 

物凄くもったいない、と言うより、勉強した気になっているだけなので、あまりよろしくありません。

 

例えば、英語の穴埋めで…

 

(  )の中に、適切な一語を入れよ。ただし、下線部は【  】の単語と同じ意味になるようにせよ。

Never put (    )  till tomorrow what you can do today. 【postpone】

 

こういう問題はよく見かけます。

受験の世界だと、文法問題集でよく見かけます。

 

私自身もドイツ語でこういった問題を、ブログで出していました。

 

 

 

こういう問題をするのは良いんです。

ただ…

Never put (    )  till tomorrow what you can do today. 【postpone】

 

答えの「off」だけをノートに書いてきたり、あるいは、選択肢になっているものだとその記号だけを書いて終わりという人も結構見かけます。 

 

その「put off」(延期する)という意味の単語覚えられますか?

自分で文の中で使えるようになりますか?

 

そういうことです。

 

大事なのは、あくまで文です。

文の形でどう使われているのかを覚えるのです。

 

私が力を伸ばすためにやったことは

○ 答えを文の形で書き写す

○ その文を繰り返し音読する

この2つです。このうち、音読が非常に重要です。

 

答えを書き写す際に、「off」だけあっても意味がない訳です。

だったら、

Never put off till tomorrow what you can do today.

 

と書けば、覚えたい表現を文の中で見ることができる訳です。

そうすれば、後でノートを見返せば、使い方も分かりますよね。

 

そして、実際に使えるように記憶を定着させるために、繰り返し音読。

それに限ります。

 

中学・高校で使う文法問題集自体が悪いとは言いません。

(言いたいことはありますが。)

ただ、どうせやるのであれば、有効な使い方をして欲しい訳です。

 

大事なのは、文の中で表現を使えるようになることですから。

 

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