先日もモチベーション
についてお話しする機会がありました。


モチベーションのことは、
度々ここでも話題にしています。


なぜなら、こういうお稽古ごとと言うのは、
続くとか続かないとかの話題や
モチベーションの
波が来る時もあるんですよね。



生徒の立場でも、先生の立場でも
これらの話をよく聞きます。





先日昇格のことを
話題にさせて頂きました。
お祝いをお伝え下さった皆さま
ありがとうございました!



ハードルを越えるように、
「免状」や「資格」を
モチベーションの目標することもできます。


ただ、本人がそうしたいと
思っているかの方が重要です。


わたしはほかの資格もそうですが、
若い時代
資格ゲッターのようなところがあり、


こういう目標があった方が
がんばれるタイプでした。

でもそこじゃない人も
いると思う。



正直今回の昇格は
ある意味、
流派での役割を果たしていくための
覚悟と言いますか、


ゆっくり自分や
お弟子さんのペースで、
後進を育成していくこと。



そのお弟子さんたちが昇格していく時に、
支えられるようにしておくことや、


全体で後進を育てていくために
支部で何らかの役割を果たしたり
お手伝いをしていきます、
という覚悟でもありますし、



正派の名前を頂いて開軒している以上、
広い意味での貢献をしていきますよ、
という覚悟でもあります。



大げさかもしれませんが、
親師匠への恩返しにもなります。



自分が偉くなりたいから
ということよりも、
重要なことが
沢山あると思っています。





わたしはまだまだ若輩の部類。



ドバイの演奏の経歴も、
音楽歴に書く時は
地元の演奏会と同じ一行の重み。



「えー!」と思ってくれる方も
いるかもしれませんが、
それでいいんですよ。



大師範の資格に関しては、
特に、地道に
流派に貢献する活動ができたかどうかが
一番大事と心得ます。

お名前を頂くのは、
派手さが問題じゃないんですよね。


トップランナーに
なりたい人も、
なれなくても、


それぞれがやれることで
開ける道がある方が、
わたしは美しいと思うし、
お伝えし甲斐があると思うんです。


自分自身派手さより
それでいいし
そういうのがいいな!と
思います。



本当は弾きたくないときや
弾けるような状況じゃないときや、
人生色んな時もあるけれど、


ちょっと歩みが止まったように見えたり、
遅くなったりしたように見えても、
ほぼ止まってた時も、

すこーしずつは歩いていた。
自分のペースで。



そこを見て頂ける方が
有難いじゃないですか!


なので、


モチベーションが下がった時も、
まずは問題視しないことが
最初ですね。


「だよねー!
そんな時もあるよねー」


放っておいて
上がってくる場合もあります。



この場合は
環境が理由か、
体調が理由の時が多いかな?

状況が改善すれば
上がります。



でもそうじゃない時は、
初心に帰ってこの楽器を弾きたい!って、
弾いて楽しい!ってなった時どうだった?


とか。

その時の曲を弾いてみるとか、


今難しくても
弾いてみたい曲って?

とか、


現状と関係ないことを
ぶち込んでみるのも
(おっと!) 
起爆剤にしてみることも
ひとつの手ですね。





ここは、ぜひぜひ
遠慮なく言ってください。
「ちょっと関係ない曲で
弾いてみたいのあるんです!」
とかね。



曲を変えるとか、
まとめてしっかり休むとか、
わたしはこっそり色々
やっています(笑)



あとは、結果的に続いた先じゃないと
見えない世界もあるんですよね。



なので夫婦生活と一緒。
倦怠期が来そうだったら、
なんかイベント作るんですよ!
自作自演で。



想いにテコ入れしたり
エネルギーを再注入したりは大事。
先生もそのお手伝いを
積極的にすべきですよね。


そこはわたしも
しっかり肝に銘じつつ。
適切な楽しみを
プロデュースしたいと思います。



派手な活動じゃないところにも
深く意味はあるんですよ。




そしてその意味も
自分にとってのもので
いいんです。



人の評価じゃない
やった人にだけ分かる価値は、
自分が一番知っているはずですからね。


ぜひぜひ自分で花丸付けながら
やっていきたいものです。


わたし自身が演奏では
トップランナーじゃないし、
上には上の人達がいる
って知っているからこそ、


自分はトップランナーじゃないと
思ってる人達や、
まだまだ原石の若者達を、


支えたり、押し上げる
バックアップの
トップランナーでいたいです。


演奏も磨き続けるけどね、
これはやるだけやるって
決めてるから、
評価はいいの。

わたしが満足いくよう
弾いていきます。


先生としては
評価されるくらい
頑張ります!