こんにちは。
先週は、お弟子さんを相手に
お稽古場で久々に「楽理」
の講習会をしました。


わたしの所属する正派で学ぶ方向きの、
次のステップに行きたい方、

指導者になったり
演奏者としても上のステージを目指す方
向きの内容でした。



要するに
「准師範試験」を
目指す方向きの講習をしました。





ざっくり筆記の試験内容全般についてと、

楽典・楽理・音楽理論について
お話しましたが、



わたしの親師匠が
比較的楽理が得意な方で、
ほかの先生にも頼まれてお教えしていたようです。



楽理をやると
自分が准師範試験を受けた時のことを
思い出します。



6人の受験者で、
わいわい高校生も社会人もいて
にぎやかでした。
受験生も60人以上いて。



昨今それほど多くの
受験生はいなくて、
随分さみしくなりましたが、
正派では「試験があることを
大切にしているんだよ」
と教えられて育ちました。



試験であることは、
公平で公明正大であること、


楽理を実技とともにやるということは、
指導者・演奏者の
クオリティを維持するために
大切にしていることなんだ、と


親師匠からかつて
よく聞かされました。



なので、
演奏の方がどちらかというと
重要ではありますが、



それを支える楽理も
きちんとお伝えしたいです。



名取で、幹部という扱いになるので、
心構えのようなものも
お伝えしましたが、


もうちょっとね。
若い方にも少しづつ
知って頂けると、
素敵なお師匠さんになって
いただけると思います。



どちらかというと、
准師範試験を受けてからが
学びだった気もしますが、


ワンステップ、ワンステップずつで、
いいと思います。



その方のペースもありますしね。


もちろん
試験を受けない方にも、
ワンステップワンステップ
個別に考えていますので、


ぜひ活躍していってほしいですね。


ひとつの選択肢として、
指導者・もう一つ上の演奏者になって
頂くための准師範試験です。


親先生が好きすぎていつも洩れますが、
楽理をやると本当に先生を思い出しちゃって、



あーこう言われたなー!とか、
あーこれこう説明すればいいんだっけ!
とか、

懐かしいな~~~



わたしも質問を受けながら、
さらに思い出していきたいと思います。


講習を受けた方も、
日々のお稽古に
楽理の時間も少しづつ入れ込んで行って、
じゃんじゃん質問して頂けると
嬉しいな~!!!


逆算でスケジューリングも
してみて下さいね。