少し遅いレポですが、

8月は、
13日、16日、21日と
トルコ、ミラノ、香港からの
留学生の皆さまに、

「箏体験教室」を
開催させて頂きました。


皆さま日本語が堪能な方ばかりでしたので、
英語での解説は不要。

日本語を学びに来られているので、
日本語でゆっくりと
楽器の歴史や名称、
地元金沢にちなんだ話しなど…



定番の解説ではありますが、
実際に体験した日本とリンクして


理解したり、楽しんだりして
頂けるように努めています。



今回は2回、
高校生の長女が夏休みでもあり、
体験の準備などお世話の一部を
手伝ってくれました。


彼女にとっては、
憧れの国際交流!


よい経験になったようです。
(お弟子さんの皆さんも
興味があったら、お伝え下さいね)



私は毎回、箏の奈良時代に
日本に入ってきて、

江戸時代に今のスタイルに
なってきた辺りのお話を
するたびに、


毎回なのですが、


長い歴史を感じ、

それを多くの人が大切に
繋いできたことを、
何度も実感します。



娯楽の多い現代ですが、

面白いものだけ残ればいいとか、
意味のあるものが選ばれるとか、


そういう現世利益的な
考えもあるのでしょうが、



歴史が長すぎて、
逆にそういう刹那な
見方で捉えるものでは
ない気もします。



30年後に、
素敵に古典曲を歌う若者が
いなくなっていたら、



相当さみしいし、
文化的にも味気ない。


色々な国の人に
長く続いた良いものを
本当に知って貰ったり、



日本の若者に本当の価値を
伝える努力を


今こそやらなければ
本当に寂しいことになる。



今人に伝えることをやっている人たちを
ぜひ褒めて、応援して欲しいと、


自分も入っちゃいますが(笑)


でも本当にそう思うのですよ。


かっこいいー若者を
育てたいです。


その子なりでいいのでね!


そんなことを、
国際交流の中でも
感じます。


本当にフレッシュに皆さん
感動して下さるから。


日本人にも伝える努力を
しなければね。


そう思えてなりません。


ご参加の皆さま、
真面目にトライして下さり
ありがとうございます!


音楽に国境は無いですね^ - ^



↓トルコの皆さま




↓ミラノの皆さま



↓香港の皆さま




貴重な体験に感謝です!
ありがとうございます。