ザウルスの法則

真実は、受け容れられる者にはすがすがしい。
しかし、受け容れられない者には不快である。
ザウルスの法則

ノルウェー近海の美しき矩形波(3)「海底考古学34」 ディテール篇下巻

2020-04-04 01:51:52 | 海底考古学、火星考古学

ノルウェー近海の美しき矩形波(3)「海底考古学34」 ディテール篇下巻

 

断面6

断面線6の長さは比較的長く 63 km で、新宿から三崎港までの直線距離に等しい。

断面線6がカバーするクローラー痕は6本で、隆起帯が4本、陥没帯が2本である。

断面図の黒枠の中の横幅が 63 km(新宿ー三崎港)である。等間隔の垂直線は 7.5 km 間隔である。6本あるクローラー痕はいずれも幅が狭く、A、B、C、D の4本と、 E、F の2本を集めると垂直線のあいだの 7.5 km のスペースにちょうど納まるくらいである。おおざっぱに言って、A、B、C、D は 約1.5 km で、 E と F は それぞれ 800 m と 700 m くらいの幅と言えよう。

以下の画像ではクローラー痕 B の深さを示している。

クローラー痕 B の深さが 42 m ならば、クローラー痕 D の深さはそれよりも一回り浅く 30数メートル であろう。隆起帯の A、C、E、F のそれぞれの高さは、どれも 40 m 以下と類推される。

注目に値するのは、クローラー痕 A は隆起帯であるが、“コ” の字にターンしてクローラー痕 B として戻ってきたときには陥没帯になっている点だ。ここでは便宜上、A から B にクローラーが進んだと仮定したが、逆に B から A に進んだという仮定も同等に成立する。その場合は、陥没帯が隆起帯に転じたということになる。

 

断面7

 

この “断面7” は、非常に複雑である。まず、クローラー痕 A、B は、一見ひと束に見える。しかし、この断面線では、 A と B は平行ではないが、並んでスライスされている。そして、A は陥没帯であり、B は隆起帯である。

さて、 C が隆起帯であって、D が陥没帯であることには異論はないであろう。しかし、両者の間の四角っぽい出っ張りが気になるひとがいるはずだ。海底表面画像を仔細に観察すると、実はこの断面図7における海底表面の想定線は以下のような状態であることがわかる。

これはつまり、クローラー痕 C ができる前に、その界隈一帯が広範囲に亘って “線” ではなく、“面” として陥没していたことを示唆している。以下の記号 “P” はその陥没した海底面の断面線を表わしている。

もう少し説明が必要であろう。上の海底表面画像のほうで、色を薄くした A、B、D、E の個々の周辺箇所を見ると、比較的滑らかで、“荒らされていない状態” であることがわかる。翻って、断面線の黄色い “P” の広い範囲を見ると、おそらくクローラーの活発な活動の結果、海底面が踏み均されて、“線” としてではなく、“面” としてあらかじめ陥没していたように思える。それが下の断面図の黄色の部分 “P” である。

等間隔の垂直線は 7.5 km 間隔なので、距離で言えば、7.5 km  x  2.5 倍? で、19 km ほどである。その“陥没面” の上を C のクローラーが通過して “隆起帯” を残したと考えられる。 

 

断面8

断面線8は平行で非常に規則的なクローラー痕を5本カバーしている。A から E までの5本のクローラー痕は一見同じように見え、実際同じクローラーが規則的に行ったり来たりしたようにも見える。

海底表面画像で見る限り同じように見えるにもかかわらず、左から2つ目のクローラー痕 B だけが “隆起帯” で、あとの A、C、D、E はすべて “陥没帯” である。

 

ちなみに、この断面線8の長さは 38 km である。

 

比較の為に、日本の首都圏の地図での 38 km を以下に挙げておこう。

 

 

 

A から E までで  B だけが、“隆起帯” であるが、その高さは以下の計測の通り、86 m である。

残る4つの陥没帯は E、D、C、A の順に陥没が浅くなっていく。

 

右は高さ 86 m のビルの画像である。B の高さが 86 m であるならば、E の深さはせいぜい 86 m かそれ以下であろう。D の深さもせいぜい 80 m台 というところか。C、A の深さは B のそれぞれ4分の1、5分の1ほどであろう。そうすると、それぞれ、およそ 21 m 前後、 17 m 前後 ということになろう。 

さて、クローラー痕 A は陥没帯で、クローラー痕 B は隆起帯ではあるが、実は同じクローラーが通った軌跡である。それは以下のように証明できる。

2つある黄色の “コ” の字の、下のほうをよくご覧いただきたい。“断面線8” がこの画像では縦になっているが、5つのクローラー痕をカバーしていることが見て取れる。そして、下から順に、A、B、C、D、E と5つあるうち、A と B が連続していることがわかる。

黄色と緑の “コ” の字が示すように、平行なクローラー痕のほとんどは原則として、同じクローラー痕の “折り返し軌跡” であると言えよう。

 

 

断面9

断面線9 は一見、断面線8 に似ており、実際比較して見る必要がある。

ごらんのように 断面線9 では、A から F までのクローラー痕はすべて “陥没帯” である。

しかし、以下に見るように、断面線8 では、左から2つ目は “隆起帯” である。

実は、断面線9 と 断面線8 は以下のようにかなり違っている。

断面線9 の A  と F は 断面線8 には無かったものだ。

断面線8 の A は 断面線9 では B になっている。

断面線8 の “隆起帯” の B は、断面線9 では “陥没帯” の C になっている。

断面線8 の C  と E は、それぞれ 断面線9 の D と E になっている。

さて、ここまで、断面線8 の側から 断面線9 の側にすべてのクローラー痕が流れているように論じてきた。しかし、これは便宜上のことで、断面線9 の側から 断面線8 の側に流れているという考え方も同じくらいに成立可能である。

以下の 断面線6、7、8 を見ても、平行のクローラー痕では隣とは進行方向が逆である確率が非常に高いと言える。

軌跡が平行の場合に進行方向が逆になるのは、以下のようにクローラーが “矩形波” 状 に移動したためと考えられる。

 

断面10

断面線10 が最後となるが、カバーしているクローラー痕はいちばん多く、A から K までで、11 ある。

そのすべてが “陥没帯” であり、かなり錯綜しているように見える。等間隔の垂直線は 10 km 間隔で、断面線10自体の全長は、93.6 km である。以下のように、東京都と近県を軽くカバーしてしまう距離である。

クローラー痕 A の幅は 10 km の半分弱なので、4 km ほどであろう。B、C はそれぞれ 3 km、1 km くらいと見ていいだろう。

さて、B、C と D、E  と F、G はそれぞれかなり接している。以下に拡大画像を用意した。

ほぼ平行に矩形波トラックで走るクローラー痕 A、D、H、I、のそれぞれに、伸びやかな曲線のクローラー痕 B、C、E、H が絡みつくように交差しているのが見て取れる。

クローラー痕 B  は明らかに A と C の上にオ-バーラップしている。

クローラー痕 C は薄く見えるが、クローラー痕 D と連続していることがわかる。

クローラー痕 D は、クローラー痕 E をまたいでいる。

クローラー痕 G は、クローラー痕 F、H よりも先に通過していて、そのあとに F と H にまたがられている。

 

 

 

 

「海底考古学」 に対する “反論” について

ここまで詳細に見てきた、こうした海底の巨大なクローラー痕についてのザウルスの主張は、現在日本ではほとんど無視されている。しかし、何年も細々と発信を続けているので、見る人が見ればこの問題の重要性にいつかきっと気づくはずだと思っている。

英語版の YouTube もたくさん作ってきたが、世界的にも反響は小さい。もちろん国内国外にも超マイノリティーの支持者はパラパラといる。無視・無関心の圧倒的多数派に埋もれている “絶望的少数派” である。

しかしそうした好意的な人々の対極に位置するような、敵対的な超少数派の人間がしっかりと存在する。無視するのではなく、むしろ狙いをつけて批判・攻撃する人々である。もちろん、そうした敵対的な人々は 「海底考古学」 に関心を持つのだが、あくまでも攻撃対象として潰してやろうと思って虎視眈々と関心を持つのだ。

 

「海底考古学」 が画像も映像もなく、活字の言葉と数値だけだったら、たわ言、妄想で簡単に片づけることもできたであろう。しかし、「海底考古学」シリーズは、動画でもブログでも、いつもさまざまな角度からの豊富な画像、詳細な計測値、そして、比較のための陸上の豊富な具体例を盛り込んでいる。そもそも、クローラー痕の海底表面画像や断面図画像はすべてグーグルアースに依拠しているので、パブリックドメインである。

つまり、誰でも 「海底考古学」 が紹介している海底を、自分で自由に追認、再確認することができるのだ。あなたは自分でクローラー痕の長さや幅や深さや高さの計測値を、ネット上で自由に再確認できるのだ。つまり、科学の必須条件である “再現性”、“追試可能性” を十分にクリアしているということだ。

「海底考古学」 の個々の画像や、計測値や、解説や、仮説などについて問題点があれば、いくらでもザウルスに質問したり、批判したりすることも可能である。

共有可能な視覚的データをわかりやすく比較、分析、計測し、客観的な真実を解明する、この実証的なスタイルこそ、ザウルスの流儀である。

こうした方法によって導き出されるザウルスの仮説や結論が、ひとによっては、気に入らない、受け入れられない、許せない、ということがあるかもしれない。

 

ヘソを曲げるそうした彼らの言い分はこうだ。

1) 「海底考古学」 だの、「クローラー」 だの、「クローラー痕」 だのは、グーグルで検索したってザウルス以外は出てこないし、ウィキペディアにも全然出てこないじゃないか。テレビでもネットでも誰も問題にしていないじゃないか。

2) そんなものはけっきょく何の裏付けもない素人の勝手な妄想に過ぎないんだよ。まともな説だったら、ちゃんとした専門家や大学の教授とかがとっくに研究していて、何か言っているはずだよ。でも、そんなものはネットで探しても何も出てこないぞ。

 

要するに、ザウルスの 「海底考古学」 は、 

1) 知名度がない。

2) 権威もない。

だから、「デタラメ」 で 「価値がない」 ということのようだ。

たしかに 「海底考古学」 にも 「ザウルス」 にも知名度はなく、権威もない。しかし、知名度や権威は、“真実” とは無関係だろう。むしろ、ただの素人であることこそ、ザウルスの強みなのだ。知名度も肩書も権威もないので、純粋に “証拠” と “論理” だけで勝負している。これほどフェアな主張はないだろう。

 

さて、そうした 「海底考古学」 に対する批判としては、具体的には以下の2つがある。

 

a) “測量船説”  と  b) “デジタル幻影説”  である。順に検証していこう。

 

a) “測量船説”

“測量船説” とは、「海底考古学」 が “クローラー痕” と呼んでいる海底の軌跡は実は、海底地図を作成するために航行する測量船の作業の痕跡である、というものだ。測量船はソナーを使って海底表面の起伏のデータを収集しており、その痕跡こそが、クローラー痕である、という “タネ明かし” である。

実に魅力的な説ではないか! “測量船説” は “トロール船説” より高度でハイテクな響きがあって、この記事の読者の中にも、飛びつきたくなるひとがいるはずだ。

しかし、この説には “致命的な欠陥” がある。測量船が海底にソナーを照射しながら航行したとしても、なぜその照射した跡が深さ数十メートルの溝になってしまうのか?もしくは、溝ではなく、帯状の隆起になってしまうのか?ソナーの照射によって、海底表面にどうやって “巨大な凹凸” が生じるのかというそのメカニズムがまったく説明できないのだ。逆に言うと、ソナー(音波)にそんな威力があったら大変なことで、音波によってエネルギー革命が起きてしまうだろう。

上の 断面図のグレーの垂直線は 5 km 間隔である。これをもとにして見ると、A、B、C、D、E はいずれも 3 km前後 の幅がある。これがソナー照射の幅なのか? そして、A の 高さ 59 m の帯状隆起もソナー照射の結果なのか?そうだと言うのならば、どうしてこれほどの 凸凹(デコボコ) がソナー(音波)によって生じるのか説明して頂きたいものだ。

 

 

b)  “デジタル錯覚説”  

さて、「海底考古学」 の画像は、すべて “デジタル的な錯覚” に基づくという、 “デジタル錯覚説” もしくは “デジタル幻影説” とでも呼ぶべき批判がある。この主唱者の言い分はこうだ。

 

「海底考古学」 が提示する画像はすべて グーグルアースの画像処理上の “デジタル的なエラー” によって生じたもので、実際にはどれも現実の海底には存在しない、というお話である。ほんの口先だけで済む、実にお手軽で手間のかからない “反論” である。

自分の気に入らない説や画像を、「それはエラーによって生じたものだ!」 と言えば、その客観的実在性を一挙に否定できたことになるということらしい。こんな楽な “反論” はない。そもそもこれは “反論” と呼べるだろうか?

 

たとえば、交通事故の検証を例に挙げよう。赤信号を無視して交差点を突っ切り、歩行者をはねた暴走ドライバーがいたとしよう。その暴走車の後ろの車のドライブレコーダーがその暴走の一部始終を後ろから撮影していたとしよう。その映像には、暴走車が赤信号で止まらずに交差点に突っ込んでいるところが映っている。

しかし、その暴走ドライバーは 「それはドラレコの不具合のせいだ!」 と言い張るかもしれない。「赤信号が見えるのはドラレコのデジタル信号のエラーのせいで、本当は存在していない!」 と言い張るかもしれない。

“クローラー痕” はすべて 「デジタル的なエラーによって生じたもので、実際にはどれも現実には存在しない!」 という言いぐさも、これと同じである。目の前の現実を、ただただ拒絶したい一心でひねり出した “空虚な反論” である。

「海底考古学」 は画像を豊富に使っているので、もしそのうちのどれかにでも問題点があれば、具体的に個々に質問なり、批判なりをすることは可能である。

しかし、“デジタル的錯覚論者” はそういった個別の具体的なケースについては何も言わずに、「海底考古学」 の画像はすべて 「デジタル的なエラーに起因するデジタル的な錯覚、幻影にすぎない」 と、“全否定” するのが常である。この1つの命題で、「海底考古学」 のすべての作品 1~34 を一挙に葬り去ることができるならば、こんな楽なことはない。一発逆転を狙ったようなのだが、結局ぶざまな空振りに終わっている。

例えば、すでに見た以下の例をあらためて見て頂きたい。

等間隔の垂直線の間隔は 5 km である。しかし、“デジタル的錯覚論者” に言わせれば、この断面線 8 のこれらのクローラー痕は “デジタル的な錯覚” であって、この海底には実際には存在しないらしい。隆起帯 B の 86 m の高さも “錯覚” もしくは、“幻影” ということになる。ザウルスは錯覚に陥っていて、実際には存在しない幻影を追っている憐れな妄想家ということになる。なるほど。

 

それでは以下の場合はどうだろうか?これは初出である。

断面線 12 の、これらの A、B、C、D、E、 の切れ込みは実在するのか、しないのか? “デジタル的錯覚論者” は答えるべきだろう。“デジタル的錯覚論者” は、これらもデジタル的な錯覚、もしくは幻影に過ぎず、海底には実在しないと言うのだろうか?

等間隔の垂直線の間隔は 5 km である。B の V 字形の陥没の幅は 5 km ほどに見える。これも “錯覚” か、“幻影” か? A、B、C、D、E の陥没は、青い海底表面の画像でも、下の断面図でもすべて “デジタル的錯覚” か?

A の深さは 170 m と計測されるが、“デジタル的錯覚論者” にとっては、これも “デジタル的錯覚” に過ぎないことになるのだろうか?水色の海底表面の想定線が現実なのか?

 

さて、この断面線 12 は以下のように、日本列島の近海のものである。

これは、静岡県の浜松の近海の海底である。そう言われてもぴんとこない人もいるかもしれない。さらに以下の画像をとくとご覧いただきたい。

いかがであろうか?この青い海底表面の画像とその下の断面図は、すべて 画像信号の “デジタル的エラー” による “デジタル的錯覚” もしくは、“デジタル的幻影” なのであろうか?

虚心坦懐に見ると、浜松の沖合の海底には、いくつかの大きな溝が並んで存在しているように見えてしまうのだが、あなたの目ではいかがであろうか?

そう見えてしまうのは、ハイテクのデジタル画像処理の複雑なプロセスを知らない無知な人間の “錯覚” なのであろうか?実際の海底にはこれに対応するようなものは何もなく、ただのっぺりとした平坦な海底が広がっているのであろうか?

左の浜松の近海の A、B、C、D、E がもし実在するのなら、右のノルウェー近海の A、B、C、D、E も実在するのではなかろうか? 

もしくは、もし右のノルウェーの A、B、C、D、E が実在しないと主張するのならば、左の浜松の A、B、C、D、E も実在しないことになろう。

以上、「海底考古学」 に対する批判の代表的な2つ、“測量船説” と “デジタル幻影説” を見てきた。

 

「海底考古学34」 はこれで終わりだが、最後にもう一度 「概略篇」 を見ることをお勧めしたい。

 

ノルウェー近海の美しき矩形波(1)「海底考古学34」 概略篇

ノルウェー近海の美しき矩形波(2)「海底考古学34」 ディテール篇上巻
 
ノルウェー近海の美しき矩形波(3)「海底考古学34」 ディテール篇下巻

 

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11 コメント

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Unknown (sy)
2020-04-06 03:48:41
世界中の海底に確認できるこの痕跡、遺構は
紛れもない事実であり、私の知る限り
世界中の学者が研究している事実を知りません
私が知らないだけと思いますが
実に不可解です。
sy さま (ザウルス)
2020-04-06 11:03:06
「海底考古学」 では遺構、遺跡という語は使わないようにしています。ウィキペディアでは以下のような定義です。

遺構:昔の構築物(の一部)が地面や地中に残った跡。
遺跡:過去の人間の営みの跡が残されている場所。

「海底考古学」 では単に、痕跡、クローラー痕 と呼んでいます。

「不可解」 なものの存在を、どうやら人間は認めたくないようです。目をそむけたいようです。だからこそ 「海底考古学」 は超不人気なのではないでしょうか?
デカすぎ (トク)
2020-04-06 19:21:44
ほんとにこんなのがあるんですかね。デカすぎますよ。誰が何のためにこんなの作ったんでしょう。
日本にはいなくても外国にはもう調べているひとがいるんじゃないですか?
トク さま (ザウルス)
2020-04-06 19:38:51
これらの “クローラー痕” は、誰かが意図的に遺した痕跡ではないと思います。砂浜の足跡のように、単にそこでの活動の痕跡と思われます。

「海底考古学」 は4年前から英語でも Youtube 動画で発信しています。

ザウルスの「海底考古学」/ “Seafloor Archaeology”      
https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/ee9bbda8e104679eed4ccdbd5d6780e6
Unknown (ただの高校生)
2020-05-11 21:50:52
ザウルスさん初めまして、2年ほど前からブログを読ませていただいております。とても論理的で反論の余地がなく、いわゆるタブーとされるところまで調査•考察していてとても尊敬しています。海底考古学については少ししか読んでいなく申し訳ないですが、気になることがあったのでコメントします。最近ネット上で地球平面説と呼ばれるものが話題になっていたので調べてみたのですがどうも本当のように思えてきました。特に地球が球体であるなら湾曲率で見えないはずの距離にある物体や山がはっきり見えてしまうことに球体論が破綻しているという理屈にはとても説得力があります。身近に確認できるものとしては富士山はかなり遠くからでも直立しているように山頂まで見えます。球体ならばあり得ない話です。地上が平面であるのであればGoogleEarthに生じる不都合が平面であるのを無理やり球体にしているからという理由で納得できます。現在怪しげなパンデミックの中でこの話題は優先度が低いかもしれませんが重要なことだと思っています。ザウルスさんの考えを聞きたいです。
高校生 さま (ザウルス)
2020-05-12 01:32:45
地球が球体ではなくて平面だとお考えのようですね。

成田空港から真南にまっすぐ進んだ飛行機はやがてオーストラリア上空に達します。さらに進むと、南極点を通過します。さらに進むと、南米大陸のブラジル上空にさしかかります。大西洋上空をぐんぐん進むと、グリーンランド上空に達します。さらに進むと、北極点を通過します。さらに進むと、シベリアのさしかかります。さらに進むと、カラフト(サハリン島)が眼下に見えてきます。さらに進むと日本列島にさしかかり、最後は成田空港に戻ってきます。地球球体説はこの事実と合致します。

地球平面説では成田空港から真南にまっすぐ飛び立った飛行機はどこに到達するのでしょうか?
Unknown (ただの高校生)
2020-05-13 21:06:35
平面説では世界地図が国連のロゴのようなもので南極は地図の周りを円を描くように囲っているというかんじです。なので真南に行くと南極にある氷壁にぶつかると考えています。しかし、たしかにその質問には平面説ではうまく答えられません。実際には南極点を通る航空機はないはずなので真南に行くことで一周するかを確認できないのではないかと思います。私の知識不足が原因で答えられないという部分もあるのでまだ平面説を捨てきれません。曲率の計算をしてみると実際に目に見える範囲で球体説の矛盾を感じているのでここが不思議です。球体ならば何故遠くの物体は向こう側に傾いて見えないのかがわかりません。
NASAが信用できず、世の中の常識というものに色々騙されてきた経験もあるので余計に球体で騙されているのではないかと思えてしまいます。
高校生 さま (ザウルス)
2020-05-13 23:17:12
「真南に行くと南極にある氷壁にぶつかる」  とのことですが、旅客機の飛ぶ高度は1万メートル=10km ですよ。その高さの氷の壁が存在するという客観的かつ科学的な根拠を示せますか?

「NASAが信用できず、世の中の常識」 も信用できない、というのはけっこうですが、だからと言って 「地球平面説」 に飛びつく必要はないように思えます。もっと自由に考えてみたらいかがでしょうか?

ちなみに、月蝕という現象は、月に地球の影がかかる天体現象です。月蝕で月が欠けて見えるのは地球という球体の影が月にかかることが原因であると、アリスタルコスは紀元前300年頃に言っていますよ。

そもそも、太陽も、月も、火星も、金星も、惑星がどれも球体なのに、地球だけが平面であるのは不自然だと思いませんか?単にアリの視点で球面を平面と錯覚しているだけなのではないかと、まず思わなくてはならないのではないでしょうか?地球だけが平面であるという、アリの視点ではない、天文学的な十分な理由を挙げる必要があるでしょうね。

さらに言えば、物理学的に言って、“平面” という概念は、“直線” とか、 “点” という概念と同様、理論的なものにすぎず、現実世界には存在しません。現実の物理的な世界に存在するのは、平らなテーブル、航空母艦の平らな甲板です。それらは必ず厚みがあり、立体の一部です。球体でないとしても、立体の一部なのです。純粋な平面というものは幾何学の理論上にしか存在しません。
地球はサイコロ型と言うほうが、より現実的ではないでしょうか?
Unknown (ただの高校生)
2020-05-14 22:00:53
すみません。南極の氷の壁は60メートルだと言われており旅客機であればそれを超えることができますが実際にやった人がいるのかどうかはわかりませんし、巨大な氷壁も確認したことはありません。月食の仕組みも平面では分かりません。私も前までは惑星の形からみて当然地球は球体だと思っていたのですが星や惑星をNikon P900というズーム機能の性能が高いカメラでズームするとプラズマであることがわかったようでそれを撮影した動画を幾つか見ましたが一般の方と思われる方が撮影しているのもあり、CGなどではなさそうです。静岡大学の名誉教授が宇宙の99.99%はプラズマでできていると仰っていますが地球は違うそうです。これらのことから地球は特別なのではないかと思いました。しかし、確かに私は平面か球体かの2つでしか考えられないようになっていました。もう少し自由な視点で考えてみようと思います。
Unknown (q)
2020-08-16 10:29:49
十中八九ただ画像出力時にでるなんらかの処理が影響してできた線だと思うが、仮にこのクローラー痕なるものが実在したとして、いつだれがどのようになんのためにつくられたのか説明がないので何が言いたいのかいまいち不明

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