仙台での料理と言えば | 横浜 コーディアル司法書士 所博之

横浜 コーディアル司法書士 所博之

LECと伊藤塾を通じて司法書士講師業25年のキャリアを活かしたブログ

今年も、先週末、無事に仙台に行くことができました。

この時期の仙台行は、私の毎年の恒例となっていますが、かつての東日本大震災で荒浜の再生のため、一緒だったボランティア仲間と講師時代、仙台で私のクラスだった受講生の方たちと近況を語り合う、貴重な機会となっています。

さらに、今年は、昨年の特別研修で私が担当したグループから復興庁職員(司法書士)として気仙沼市役所で働く方とも、仙台で昼間に会うことができました。

仙台が私の人生を変える大きなきっかけだったことを、あらためて感じながら、仙台でのひとときを過ごしました。

 

ちょうど、昨年の今頃、復興庁職員として気仙沼市役所で働く私のクラスだった司法書士と気仙沼で会ったことで、その後、私が担当する特別研修のグループの方が、私の勧めでその彼の後任となって気仙沼で働くようになって、初めての訪問となりました。

現地での仕事ぶりや復興支援に今も取り組む彼の話を聞きながら、あの当時の復興支援への私の想いが今も形を変えて続いていることを思うと、本当に嬉しくなりました。

なんの縁もゆかりもない気仙沼で一人暮らしをしながら働く彼を私は心から誇りに思っています。これからも、任期満了まで、しっかりと任務を果たしてほしいと願うばかりです。

 

           せり鍋の具材(鴨肉)

 

そして、夜はかつてのボランティア仲間や受講生だった方たちと2晩続けて、せり鍋を堪能しました。

このせり鍋は、仙台でも最近人気の料理となっていますが、震災当時は、まだ広まっておらず、お店で食べることはできなかった料理です。

もともとは、名取が「せり」の生産地ですが、いつのまにか「仙台せり」とまで呼ばれるようになっています。

 

仙台でのご当地グルメと言えば牛タンですが、それを超える激ウマ名物が、冬季限定の「せり鍋」です。

鶏肉か鴨肉でアクセントを付けますが、何と言っても春の七草として知られる「せり」が主役の鍋料理です。

鴨肉だと出汁で、〆にお蕎麦をいただくこともできます。

 

「せり」というと、葉と茎の部分だけ食べると思われますが、本当に美味しいのは根っこの部分です。

最初はちょっと泥臭い味に驚きますが、食べれば食べるほど、美味しさを感じ、病みつきになる旨さです。

いろんな意味で、今年も心も体も温まる「せり鍋」に舌鼓みしながら、仙台を堪能することができました。

また来年、冬季限定の「せり鍋」を楽しみにしています。

 

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