延期した簡裁代理権取得のための認定考査 | 横浜 コーディアル司法書士 所博之

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延期されていた簡裁代理権取得のための認定考査の試験日が8月30日(日曜)と正式に法務省から発表されました。

例年6月1日頃のため、3ヵ月程、延期されたことになります。


今年も、簡裁代理権取得のための特別研修を担当し、裁判傍聴の引率ために横浜地裁・簡裁に行った際、お昼休みにダイヤモンド・プリンセス号が停泊している大桟橋まで、私が引率した受講者全員で見学に行ったのが、2月6日。


というのも受講生全員が神奈川出身ではない方(長野、静岡、千葉、東京、埼玉在住の方)だったので、横浜港見学リクエストを兼ねて歩いて10分以内と近かったので行ったのですが、それからあまりに大きく社会が変わったため、遠い遠い過去のようです。


昨年から合格率が大幅に上がったので、今年も合格者が増えるのを願っています

 

 

さて、子供たちのサッカーもこの7月に入り、いよいよ公式試合が始まるようです。

娘は、皇后杯東京都予選が、息子は、関東大学サッカーのリーグ戦が週末からのようですが、もちろん、保護者を含め無観客試合とのことで観戦には行けず残念です。

 

仕事の方では緊急事態宣言の期間中、私の東京ライブクラスだった方から遺産分割協議書作成についての相談がありました。

一度インターネットで探した司法書士に相続全般を任せようとしたようですが、いろいろなことを検討するうちに、私のことを思い出し、電話をかけてくれ、来所の運びとなりました。

どうも、その司法書士は、遺産承継を含むすべての相続手続をすることが前提での依頼となってしまうため、それは不本意だったようです。

 

遺産分割協議書の作成にあたり、当初、相談者は、祖父の相続につき、祖母と相談者の母を含む2人の娘の3名が相続人と把握していましたが、戸籍からその相談者の父は養子縁組をして亡くなっていることを指摘。

 

その父の子も、養子縁組後に生まれていたため(なんと、相談者が生まれたその日に養子縁組届を家裁に提出していました。)、その父の子にも祖父の代襲相続資格があるため、さらにその相談者を含めた孫2人も祖父の相続人となり、全部で5名が相続人となるケースでした。

 

民法や不動産登記の復習をかねながら、祖父の相続財産全部についての遺産分割協議書をその相談者と一緒に作成しました。

といっても、メールの送受信と電話での対応で終えることができました。

相談者が納得する協議書を極めてスムーズに作成でき、結局は私がその遺産分割協議書を使って不動産の相続登記をすることになりました。

 

今回も思わぬ形で、私のライブクラスだった相談者(当然面識もあり、名前も覚えていた方)と再会でき、仕事に関われて嬉しかったです。

 

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