エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ヒメシロチョウの産卵盛ん

2018-09-23 | 自然観察

若松の唯一のヒメシロチョウ生息地で、第3化が確認出来ないでいる。

退院後初めて、ヒメシロの里を訪ねた。ここでのヒメシロの様子を見たかった。

たわわに実った稲の刈り取りが始まった。 稲穂の波に、ナツアカネが連結して打空産卵していた。

ノシメトンボも同様の産卵をするが、アキアカネは刈り取りの終わった水田の水面に打水産卵する。

  ナツアカネ

ヒメシロチョウ第3化は健在だった。 

     

 

短時間の求愛行動で見事交尾したカップルを撮った。

  

  

田の土手の刈り取り後の軟らかいツルフジバカマに、卵が沢山産み付けられていた。                    この写真には卵が13個確認出来る。

のどかな田園風景に、秋のチョウを観察した。

  キタテハ

 

 オオウラギンスジか

ウラナミシジミ初見 

 

F地点経由で小さな池による。県道から少し入った池の手前の林に、動くもの発見。

ニホンカモシカだった。メスのようだ。こんな民家近くの里山に静かに生息しているのか。

  

トリカブト 

 アジアイトトンボ 交尾

オオアオイトトンボ リンドウ

 アオイトトンボ コバネアオイトトンボ

 キトンボ初見

  

  オオルリボシヤンマ

もう一個所、今日の目的のマダラナニワトンボの様子を見に立ち寄った。

ここで、見たくないものを見てしまった。ピンと来た。少なくはなったが、貴重なトンボを狙ってのコレクターだ。

大きな捕虫網を持った4人組が林道から出てきた。近くに止まる車は東京のナンバープレートだった。

「せめて写真撮影にしてくれ!」とつぶやきながら、複雑な気持ちになった。

 

今日は、すぐ息切れする状況からは、体力的にハードだった。

監視の妻には、いろいろ心配かけ、迷惑だったろう。それに、これからもっと心配されるものに出会ってしまった。

産卵に水辺に移動したコバネアオイトトンボを探索中、マムシと御対面!

くわばら くわばら

 

午後は会津まつりの藩侯行列を見にいくつもりでいたが、結構時間を費やした。

疲れも出たので、街へ出る意欲もうすれてしまった。

 

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お元気な研究活動 (さんたろう)
2018-09-23 19:47:03
お元気で研究活動なさっているお姿が嬉しいせす。尊敬の念を新たにしました。

会津祭りにいけなかったのは残念ですけども。
Unknown (midori)
2018-09-23 20:21:53
本日、ご案内頂いた若松のヒメシロポイントにお邪魔させて頂きました。やはり、一頭も発見できずに驚愕です。来年の一化個体が心配ですね(^_^;)。
別ポイントの健在にはホッとしましたが...

私も本日、キトンボと戯れてました...あの公園
で!?

あまり無理をなさらないでください、ね。

心配・・・さんたろうさんへ (Unknown)
2018-09-24 07:20:40
小さな虫たちを長い間見つめています。
里山環境も少しずつ変わり、昔いたチョウやトンボが見られなくなっています。
ヒメシロチョウは、食草の付近をあまり離れないため、生息は限られます。
市内で限られた地域のヒメシロチョウが命をつなげるか心配でなりません。
自然を壊している人間、地球温暖化による異常気象が原因かなど心配しています。
心配です・・・midoriさん (Unknown)
2018-09-24 07:24:58
生息地の環境、7,8月の苛酷な気象条件で生育過程に何かあったのか・・・心配でなりません。
営々と命をつないでいる小さな虫たちを思います。

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