おはようございます。
今回もアントワープ探訪の続きです。
現在、東京の国立西洋美術館では、ルーベンス展が行われています。
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2018rubens.html
帰国した際にいけたらよかったのですが、混雑しているなかでちびくまを連れては難しい・・・と思い、残念に思っていました。
アントワープでは、ルーベンスやファンダイクなどの様々な絵画をいろんな場所で楽しむことができると聞きました。
せっかくなので、日本よりは気軽に?楽しめそうなところに行きました。
地図で探しながら、市内を歩き、たどり着いたのは ロコックス・ハウス (スナイデル&ロコックスハウス)です。
通りを歩きながら、注意しないと見落としそうになりました。一応表札がついています。この建物の右側にある建物(ガラス戸)から入場することができました。危うく、入れないと思って帰ってしまうところでした。
入場料は、一人8ユーロ。時間は10時から17時まで。月曜日、そのほか祭日でお休みもあるようです。0階(入ったところ)で入場料を支払うと、チケットが渡され、カバンを地下一階(こちらでは-1と表記)にあるロッカー(無料)に置いてくるように言われました。ベビーカーは預かってもらうこともできるし、もって入ることも可能でした。乗せておかないと、絵に触っちゃいそうなので、これは助かりました。
そして、-1階から+1階までエレベーターにのぼり、iPadを渡され、見学が始まりました。写真の左下のiPadです。
お客さんは数人、部屋ごとに見学していくので、自分たちのいる部屋には自分たちしかいない、そんなこともよくありました。雰囲気はとてもよかったです。ちなみに、警備・案内担当らしき方がそれぞれの部屋に一人ずついました。
多くの作品が収納されていました。調べたところ、ルーベンスの友人でもありパトロンであるロコックスが集めた絵画や家具などがここには納められているとのことでした。一つひとつが素晴らしい芸術品。特に印象にのこったところをアップしたいと思います。
最初に入った部屋
iPadを渡されたとき、ずっしりとしていて重いと思いました。どうやらGPS機能が働き、それぞれの部屋に移動すると、作品一覧と解説や見どころがすぐわかるようになっていました。それで重かったのかな。iPadのカメラを作品にかざすと、その作品の解説が出てきます。
ルーベンスの自画像や作品、ファンダイクなど、重厚な作品が並んでいました。
ルーベンスの自画像
展覧会で見るとは違い、部屋のなかが暗めなので、当時の部屋ではこんな風に見えていたのかと想像しました。
こちらもルーベンス
左側の女性の目力が強かったです。首と、女性のもつハンカチのレースが一筆ずつ丁寧に描かれていて見入っていました。
こちらはブリューゲル
農民が主人公の絵画をたくさん描いたといいます。
食べ物がテーマの部屋。
壺や古い家具も見どころでした。テーマにあった家具配置でしょうか。
本当に他のゲストがいません・・・
音楽がテーマの部屋
すべてその時代の楽器だそうです。ピアノらしきものの絵が細かくて素敵でした。
0階の展示室
こちらも食べ物や静物画が多かったです。暖炉の装飾が豪華です。
1時間強ほどの滞在でした。ゆったりとみれる環境だったので気分もリフレッシュしました。
間近で絵画を見れるし、座ってみることもできるし、行ってみて本当に良かったです。
見終わった後は、iPadを受付に返却し、ロッカーに荷物を取りに行きました。
今回の場所、参考までに住所をのせておきたいと思います。
Snijders & Rockox House
Keiserstraat 10 ,2000 Antwerpen (2000は郵便番号)
ちなみに、途中の部屋に水をのめるカップと給水機がおいてありました。トイレも利用できました。中庭にも散歩できるスペースがありました。
おまけ
路面を走るトラム。大人はともかく、ちびくまが喜んでいたのは、実はこちらだったりして!?
これはルーベンスや芸術家には内緒にしておきましょう(笑)
最後まで読んで下さりありがとうございました。
ご訪問ありがとうございました。