咲き誇れ美しい花よその心に(2008)
作詞作曲:森田遊
神奈川県平塚市のピアニスト兼作曲家の森田遊です。
この曲は44歳のとき作りました。
今回のYouTubeアップは、自分の音楽人生の整理として、300曲あるオリジナル曲から自分で厳選して遺したい意思で発表をしています。
だからやはり個人的な曲も多々あります。
個人的な作品は、思い入れがあり非常に恥ずかしい気持ちもありますが、素直にアップしていきます。
43歳のときB型肝炎になり、当時高校3年の娘と両親は、医者から死の宣告を受けました。
しかし、またもや神様に奇跡的に助けていただき、30日の入院で完治しました。
入院中、息をするのもきつく、
ああ、死ぬのかな~~~~~~~
愛する娘を残す哀しさと絶望感で、夜中泣きましたね。
渋谷のスクールも生徒にも未練があり、完治して渋谷に戻れた喜び、娘と世話になった看護師、医者、お礼を言った退院のあの日のことは今でも忘れられません。
ちょうど治りかけて1年。
仕事も元に戻り、仲間がよく色々と誘ってくれました。
たしか、六本木のお店でした。
私はまだあまり酒も飲めず…。
でも仲間には感謝でした。
恥ずかしながらそのとき隣にいた女の子が、さきちゃんという子でした。
まあ当時の生徒さんは同じくらいの女の子ばかり。
普通にさきちゃんとも接していましたが…。
人生とは摩訶不思議なもので…。
当時24歳の彼女は凄く私を好いてくれました。
大事な娘のこともあり、私は慎重でしたが、とにかく好いてくれました。
娘にも相談し…
「パパを好きになる女の子はみんな変わってるね(笑)まあ好きにしてよ・・・」
そんなことで、さきちゃんとは付き合う??歳の差なんて気にせず好きになりました。
でも、よく会った帰りとか泣かれました。
歳が離れてるからどう考えても私がかなり先に死ぬ…。
よく言われました。
でも大事にしてくれました。
一度、ふたりで花見に行きました。
綺麗に咲いてる桜を見て、さきちゃんの「さき」に掛けてこの曲を作り、プレゼントしました。
いつの間にかふたりは離れてしまいましたが…。
恥ずかしながらこの曲、好きなのでYouTubeにアップします。
今回も仲間の小栗君にたくさんお世話になっております。
彼のためにも頑張って生きていきます。
本日もありがとうございました。
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