電気まねきねこの不十分醜女

ブスに生まれて二十余年。個人的にご連絡のある方はmaelll★hotmail.co.jpまで。(★は@に変えて下さい)

母にバイブを見つかったときの話

誰にでも一度くらい、絶対明るみに出てはいけない性グッズを
人様に見つかった事があるんじゃないでしょうか。
 
男子が隠し持っていたエロ本をお母さんに見つかるという
押しも押されぬ王道パターンは勿論、海外旅行の税関で
エロいグッズを日の下にさらけ出す事になった人も知っている。
税関で辱めを受けるのは嫌だけど、もう二度と会うことのない御人!
だと思えば、プッシーモンスター(通称プシモン。プシモンゲットだぜ!)
然としてほくそ笑むくらいの余裕はあるかもしれない。
 
だけど一番後遺症を残すのは、間違いなく家族に見つかった時でしょう。
 
 
 
今回は、私が母にバイブを見つかった時の話をしたい。
 
そんな憂き目に私が遭ったのは、忘れもせぬ4年前の3月の事。
当時私は大学を卒業したばかり…新しく入社する会社に
期待と不安を感じながら、母と一緒に新居の整理をしておりました。
主婦歴40年超の母は、私と違ってとにかく家事に几帳面。
テキパキ荷物整理をする母を横目に、私はただただ膝を立てて
部屋の床に臀部を密着させ続けるという簡単なお仕事に徹していました。
(俗に言う体育座り)
 
しばらくそうしていた所、突然沈黙を破ったのは
地面を震わすような振動音と母のうろたえる声。
(母「な、なんやこれ!なんやこれ!」)
 
びっくりして母のいる台所の方を見ると、
母の右手には布巾。左手にあったのは…
 
 
はい私のバイブでした どうもあたーーっす!
 
 
どうやら私の母、どこからともなく私のバイブを見つけ出し、
布巾で一生懸命に磨いてくれていたようなのです。
そして磨いている最中に電源が入って、
バイブさんの本気モードに遭遇してしまったようなのです。
完全に臨戦態勢状態のバイブを片手に、うろたえる私の母。
 
人間の脳は普段20%程度しか使われていないなんて言うけれど、
その瞬間私の脳はフル回転を始めました。
どうする!?どうしたらこの窮地を逃げ切れる!?
 
 
ちなみにこの時見つかったバイブ、
ちわっす!男根です!って感じのあからさまなやつではなく、
円筒形でやや抽象的な形のモノ。
色はめちゃくちゃどぎついピンク色だけど、どうにか逃げ切れるか!?
(例:「私のマッサージ機勝手に出さんといてよ〜」など)
 
瞬時に頭の中で計算をする私!
 
 
 
Q,そして次の瞬間私のとった驚きの行動とは…!?
 
 
A,たぬき寝入りをしました。
(私「あ〜ねむ…寝よ」)
 
 
 
実は私、以前にも兄にエロ本を見つかった事や、
姉にコンドームを見つかった事があるのですが
その度にたぬき寝入りでやり過ごしてきたのです。
困った事があるとたぬき寝入りしがちなタイプです。
(その他:逆切れしがちなタイプ、お金で解決しがちなタイプ、
     ささくれをいたずらにむきがちなタイプなど)
 
 
精神的なダメージを受けた時、その場から逃避しようとするのは
恐らく人間の原始的な欲求なのでしょう。
瞬間的に1日に受けるストレスの1,000倍はあろうかという
精神的ダメージを受けた私は、本当に眠りこんでしまいました。
 
 
 
そして朝。
目覚めると母が隣で寝ていました。
 
目覚めた私は思いました。
お母さん、結構使い込んだ私のバイブを磨いてくれてありがとう…
アンタの子、こんな風に育ったで…。
 
ここまで来たらむしろ晴れ晴れとした気持ちで
私は顔を洗おうと洗面台に向かいました。
 
 
 
すると…
 
 
 
 
  
 
 
見慣れた私のバイブが
歯ブラシ立てに刺さっていました。
 
 
 
 
 
 
 
お母さん、バイブを電動歯ブラシか何かだと思ってくれたみたいです。
ありがとう。抽象的な性グッズ。
 
 
 
今回の教訓。 
性グッズは、なるだけ抽象的な形のモノを選びましょう。
 
 
 
 
  


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