ディープ・ブルー2(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

賢い鮫が人を襲う!

 

人工的にかしこになった鮫。

研究施設で檻の中で買われていたはずの鮫が、

人に反旗を翻した。

しかも鮫ママから生まれた子鮫が、これまた凶暴で!

 

 

 

 

===登場人物===

 

ミスティ…鮫を愛し鮫に愛された博士

デュラント…製薬会社の社長、鮫から作った薬服用中

クレイヴ…デュラントの部下

ダニエル…神経学者、バカ夫婦の旦那の方

レズリー…神経学者、バカ夫婦の妻の方

アーロン…PC関係から警備まで一手に引き受けてるヲタク

トレント…元ネイビーシールズ、筋肉マッチョス

ベラ…人工的に賢くされた鮫、群れの女王

 

 

海洋施設アケイロス。

ここでは人工的にかしこにした鮫を飼育してはった。

鮫は音波で制御され、人の言うことを聞くようにされている。

 

 

 

 

「これはな、人類の夢の礎になる研究やねん!もうちょっとで研究が完成すんねん」社長のデュラントは自ら研究成果の薬をチュウチュウと飲用。

肝油?

肝油なん?(違うし、今どきの子は肝油なんて知らん)

 

 

ミスティは飼育してる鮫がオオジロザメと知りクリビツ。

「殆どの鮫は人を襲ったりしないけど、オオジロザメだけは別、アイツラ凶暴なんよ?危険すぎる、しかもあのリーダーの鮫、妊娠してるわよ」

 

 

!ポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーン!

 

 

みんなの心配を華麗にスルーするデュラント。

ワンマン社長は、これだから…。

クレイヴは、賢くなった鮫を今後どうしていくのか危惧するが、

「そんなん実験が終わったらミナゴロシにしちゃったらOKっしょ?」

お気楽な社長。

でも、人間のそんな会話をベラは聞いていたーーーー!

 

 

社長は鮫の抗体から「人間をかしこにする薬」を作ろうとしてたん。

なんでか。

「AIは、どんどん進化しとんのやぞ!

人間なんか今のままやったら置いていかれる。進化したAIはいずれ人類を滅ぼすんじゃ」

お前、ターミネーターばっか観てるんちゃうんけ?

 

 

タラー滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗タラー

 

 

ベラは施設の電気系統を破壊。

爆発で外壁も破損。

電話も通じないし無線も通じない、外にある衛星電話で救援を求めるしか助かる手段は無い!

そしてベラが子供を産んだ。

かしこになった上に凶暴で人を襲うことに何のためらいも持たないベラの遺伝子を受け継いだ子は、とっても凶暴な子鮫ちゃんたち。

 

 

ピチーピチピチピチー!と群れをなして襲ってクールー。

クレイヴが、まず犠牲に。

施設内の圧力制御もできなくなり、爆発から~~~のみんな散り散りバラバラ。

次々と犠牲になる、犠牲要員たち!

 

 

トレント、デュラント、ミスティは非常階段で脱出しようとするが、デュラントはミスティを締め出しよる。

会場に出て衛星電話で救助要請。

アーロンとダニエルは通風孔からの脱出を試みるものの、ダニエルは下半身を子鮫に食いちぎられて腸をでろでろ出しながら絶命。

嫁も子鮫に襲われてシボンヌしてたので、あの世で仲良くなー。

ミスティは自力で脱出して助かった。

 

 

乙女のトキメキグッグッグッグッグッグッグッグッグッグッ乙女のトキメキ

 

 

被害状況の確認にを来たドローンをパックンチョするベラ。

わーーー、もう助かる希望が無くなった―。

 

 

いや、待て。

あそこに小舟がある。

泳いであそこまでたどり着いて逃げるぽん!

え?ムリムリ、無理ぽよ?

無理でもやるしかね―!

みんなで必死に泳ぐよぅ。

ま、デュラントはベラに食われるけどね。そんなん、お約束やろ?

 

 

照明弾でベラを倒して(倒せるんか、そんなもんで!)施設もドッカーンと破壊して、

「何もなかったことに出来た、よし!みんな全滅全滅!!」

…んなあほな。

案の定、子鮫が生き残ってたよ―。

 

 

     おしまい

 

 

――――――――――――――――――

 

 

サメ映画の中でも傑作と名高い『ディープ・ブルー』の続編らしい。

…らしいけど、今更焼き直しをされても…という気がしないでもない。

ま、サメスキーさんは、観ればいいと思うの。

 

 

ベラが人間の身勝手さに「ムギギ…」ってなるところが、コワイ。

女は怖いのよぅ、特に母親はね。

子鮫がピラニアっぽくて、ガブッといかれるんじゃなくちびちび食われるのが厭やな―。

ぱっと見で「あんた犠牲要員」ってわかっちゃうキャラ造形。

前作からは遥かにスケールダウンしてますが、ある意味お約束はしっかり守ってはるよ。

 

 

グロは、チープでちゅ。

でもなれていない人は、内蔵でろでろシーンでウワァとなるかもなので注意。

 

 

まず、AIに支配されるぅゥゥゥゥ!言うとる社長が、妙ちきりんな薬を服用してスババババーンとかしこになる(らしい)設定も、かしこになってる気がしない。

いや、逆にエキセントリックになってるだけちゃうん?

その設定絶対ミスってる!

 

 

博士率が多いのは分かるんだけど、

よくもまぁ、こんなポンコツ揃えたなってくらいアレな博士揃い。

そして脳筋率高し。

ミスティ博士がもう、肉体美なんだもん。

水槽を通って外界に出る…って話で男たちがわちゃわちゃ揉めてるのに、

「ワタシが行くわ!」

あんた、いつ水着に着替えたーーー!

彼女が水着にきがえタラー!

 

 

『ディープ・ブルー』の続編!と期待せず、

「かしこ鮫の映画よー」と軽く観たほうが気が楽です。

あまり過剰な期待をしちゃ駄目。

「あのディープ・ブルーの!」と思わなかったら、

そこそこ面白いですよ。

 

 

オオジロザメは危険!

鮫はヲタクが嫌い!

それを知らしめる映画。

…そうなん?

 

 

ベラもかしこやけど、基本人間側がポンコツすぎるんちゃうやろか?

それを言っちゃあおしまいだよ!

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