たこきちとおぼうさん ~覚えていたら恥ずかしい(´・ω・`)② | 『オトナ楽しい絵本実話ネタ』~絵本は心の鏡~

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今をときめく絵本セラピー。
大人は、絵本の短い行間に、これまでの知識や経験、価値観を投影して、”心の鏡”とするらしい。
質問に答えてみて欲しい。
今の心の状態がわかるかも…。

お坊さんが出てくる絵本って少ないのね…汗

たこきちとおぼうさん

作・絵: 工藤 ノリコ
出版社: PHP研究所

【絵本ナビより】

むかしむかし、あるおぼうさんがいろいろな国を旅して歩いていました。そんなある日、おぼうさんはたこの国へとやってきました。

おぼうさんは絵を描くのがだいすきです。ところが、墨がなくなって困っていたところ、たこきちというたこがやってきて、墨を出してくれました。その墨でおぼうさんが松の絵を描くと、その絵が飛び出してきたのです。

おどろいたおぼうさんでしたが、たこきちはなぜか涙を流していました。たこきちのおっかさんと兄弟たちが、おおだこにさらわれてしまったというのです。そこで、おぼうさんとたこきちは、おおだこがすむたこ島へと向かうことにしました。おぼうさんは、たこきちが出した墨で、すらすらっと船の絵を描きました。飛び出してきた船に乗って、ふたりは、たこ島へと船をこいでいったのですが……。

子どもから大人まで大人気の工藤ノリコ先生が描く、ふしぎな墨をだす「たこきち」とおぼうさんの愉快な旅の物語。

 

~覚えていたら恥ずかしい(´・ω・`) 

 

からの続き

 

 僧侶が言うには、今とても穏やかに妊娠生活を送っているが、実はかなりの早産で大変な難産になること、お腹の子の命が危険にさらされるであろうというのだ。

 

そ、そんな・・・ガーン

 

私の安心安全な妊娠計画にこんなところで暗雲が立ち込めようとは。

 

「助けてください汗

 

気がついたら差し出された藁に縋っていた。

 

「わかりました。では一緒にお経を読みましょうお坊さん

 

実家は仏教だが、私自身はほぼ無宗教・・・と言ってもいい程信心のない人間だ。

 

そんな私が、お経ですって?

 

「はい、わかりました手!」

 

拒絶するわけなど無く、すぐに僧侶に続いて読経を始めていた

 

「これにはこういった内容のことが書いてありまして~」

 

と説明してくれていたが、さっぱり覚えていない。

 

とにかく読むのだ読むのだ

 

そして2冊めを読み終えた。

 

「お疲れ様でございました。」

 

やった!銀ちゃんやったよヽ(;´ω`)ノ

 

「ではこちらをお貸ししますので、出来れば午前中に読んでください。」

 

僧侶は経本を差し出した。

 

(゜д゜;)

 

当然であろう、ほんの数十分読経したくらいで解決するなら産婦人科医など不要だ。

 

「わかりました手!購入します」

 

返しに来るのもめんどうなので、買っちゃうことにした。

 

お布施お布施(`Δ´)

 

「お経をオブラートに書いたものをお渡ししますので、明日以降いらしてください。」

 

(°д°;)

 

まだ来ないとならないの・・・。

 

いや、ここで怯んではいけない。

 

銀ちゃんを無事に産む為と自分を鼓舞し、来訪予約を入れて帰路に着いた。

 

 この日から私の“にわか”仏教生活が始まった。

 

続く

 

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