ピクニック ~オニイサンと3人で | 『オトナ楽しい絵本実話ネタ』~絵本は心の鏡~

『オトナ楽しい絵本実話ネタ』~絵本は心の鏡~

今をときめく絵本セラピー。
大人は、絵本の短い行間に、これまでの知識や経験、価値観を投影して、”心の鏡”とするらしい。
質問に答えてみて欲しい。
今の心の状態がわかるかも…。

 

キャラが多く描かれているページを見ながら、銀ちゃんはとっても恐ろしい事を言った。

 

「これは銀ちゃん、これはおかあさん、これはおにいさんだよ。」

 

 

ん?

ピクニック

作・絵: たちもと みちこ
出版社: 教育画劇

 

 

銀ちゃんにとってはもしや家族のメンバーは、チチ、ハハ、自分だけではないのだろうか。

アニもいるの?

あせドキドキ

 

私とは違う意味で心配?だったようでオットが聞いた。

 

「オニイサンはどんな人なの汗?」

 

「あのね、あのね、おお~~~きいオニイサンだよにや

 

汗?大きい?

 

銀ちゃんや、オカアサンは銀ちゃんより1,2歳年上の少年を想像していたよ顔

 

それだとちょっと意味が違ってくるから。

 

「大きいオニイサンは、何してる人汗?」

 

「あのね、ぎんちゃん、オニイサンにボールぶつけられたのにこにこ

 

ぼ、ボールぎゃー

 

オットは冗談なのか本気なのかも怪しい口調でこう言った。

 

「不倫相手の息子に暴力か。

「『団地妻とオニイサン』ていうタイトルが出てきそうだよ・・・あはは

 

ムカッぷんぷん

 

「ウチは団地ではありませんよムスっ!

 

そこ問題じゃないから。

 

こうなったら銀ちゃんに誤解を解いてもらうしか無い。

 

「銀ちゃん、オニイサンにボールぶつけられたのはいつ?」

 

「あのねほいくえんだよ。オニイサンがきたよにこ

 

ん?

 

保育園?

 

オニイサンがきた人(グリーン)

 

わかってきたあせ

 

2月1日、金曜日の事、保育園では節分行事が行われたらしい。

豆は子供たちが食べると危険だという理由で、カラーボールを鬼にぶつけて

「鬼は外 福は内赤鬼2青鬼

とやったらしいのだ。

また、2歳ゆえ

「ぶつけた」「ぶつけられた」

など、一人称がよく逆になる。

つまり銀ちゃんは

「オニイサンにボールをぶつけられた」

ではなく

「鬼さんにボールをぶつけたよ!」

と言いたかったのだ。

 

というわけで、数分間の浮気疑問が晴れてスッキリした話だ・・・にんまり

 

いや、しかしなぜ、この絵本に鬼が登場するのか・・・ショック

 

 

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      下矢印

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