風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

旅には題目

2019年01月18日 05時40分22秒 | 随想

昔昔、ワンス・アポン・ア・タイム、社用族だった時の名残だろう、大旅行には題目が必要で、旅の起爆剤になるのである。

アゴ・アシ・マクラは自腹を切るから稟議書は不要で勝手気ままが許されるが、長年培った俸給生活者の習性なのだろうか、自身を納得させる題目が不可欠。

函館から鹿児島までの縦断列車旅の時は「東海道新幹線50周年記念硬貨に刻印された車両に乗ろう」が題目だった。

昨夏は青函トンネルで消滅した青函航路を津軽海峡フェリーのブルーハピネスに乗船する題目で、ついでに北海道を周遊した。

今夏は「関門海峡を徒歩で渡ろう」なる題目が浮上した。その目的を軸に、ついでに日豊本線・肥薩線を経由する九州周遊列車旅計画の作成でしばし楽しもうと思うのである。


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