ダディに会えた | ぶーぶーとダディ

感染者数の増加に伴って、再び厳しいロックダウン下に置かれているメルボルンですが、親子二人元気に毎日過ごしています。


先日のことです。朝一番、ぶーぶーのすすり泣きが聞こえてきました。顔を覗き込んでみると、まだ眠っていました。最初はグスグス程度だったものが、今度はむせび泣きにかわって、そのまま何を言っても、揺り起こそうとしても、無駄で、目をギュッと閉じて、10分ぐらい泣き続けました。やっと声が出るようになったと思ったら、「ダディ!ダディ!」、「ダディいない!!!」と目を閉じたまま泣き続け。ぶーぶーの名を呼び続けて、やっと目覚めましたが、起きてからも泣いて泣いて話せない。30分ほどしたら落ち着いてきて、話せるようになったものの、話しながらも泣いてしまって、言葉が続かない。


ぶーぶー曰く、「ダディが夢に出てきてぎゅってしてくれたの。夢じゃないみたいで、本当のダディみたいに大きくて、温かくて、すごい嬉しかったのに、消えちゃった。初めて夢で会えたのに、消えちゃった。夢じゃなくて本当にダディだったの」と。

話しながらも悲しくなって泣き続けるぶーぶーに、

「ダディに会えて良かったね。ちゃんと会いに来てくれたね。」

と言ってみたら、すごく嬉しそうに頷いて、また泣き出しました。

「嬉しすぎと悲しすぎ」

切ないんだよね。滅多にないけど、本当みたいな夢、何度か見たことがあります。ぶーぶーは、感情的になって寂しがったりすることはほとんどないので、この朝の様子には驚きました。あんまり、湿っとなりたくないし、でも、ちゃんと受け止めてあげたいし、そう思って、ポジティブな面を選んで話しかけました。

考えても意味のない事かもしれないけど、人って、死んだら本当にどうなるんだろう。どこに行くんだろう?完全に消えてしまうのか、フワフワ浮いてるのか、違う世界に行くのか、生まれ変わるのか・・・その答えは、自分がいった時の楽しみにとっておくしかないけど、やっぱりふわふわ浮いてて欲しい。夢に出てきただけで、こんなに気持ちを揺さぶられている様子を見て、ぶーぶーの中のダディの存在の大きさを感じました。


最近ちょっとお兄ちゃんになってきたかなと思ってたけど、まだまだ幼い。ロックダウンで学校に行けない分、ちょっと成長が停滞するのかな。



朝、こんな風にコーヒーを作って用意してくれました^^なんか可愛い。


そんな姿勢で勉強出来るの?!て注意してもへっちゃら。自由人です。


落ちてるし^_^;