三十里
奥三河の踊り手の姿体は平次を離さない....
マルデ。
32迄の平次の脳髄をファルスが支配した様に...
則子は言ふ。
あんたぁ未だいい方ょ
70才位迄支配される おのこ も居る、、、
平次は過つて。
お江戸の寺子屋に8年学んだ。。。
江戸は女狐や狸の多き町だった、、、
城壁にへばり付きながら学んだし。
師には褒められもしたが。
医術をものにする事は敵わなかった。。。。
平次の一門は平次に全てを賭けて
全てを失った、、、
てての嗚咽は月夜のお里に響いたが。
然程に女狐の狡猾さは美しく。
狸汁の旨味は際立ち、、、、、
..致し方の無い事ではあった。。。。
おのれと反対の方向に行った いも を。
平次は何とか独り立ちさせたく思っている....
高崎宿に寄った平次は
山名八幡近くの宮石青果を訪ねた 🚶♂️🚶♂️
生姜漬の逸品で知らるる宮石だが。
その時節は卯月から神無月。
平次は女将の勧めのままに。
甘みで鳴らす国府産白菜の漬けと
榛名郷の十文字沢庵を求めた
下仁田葱は特注して。
江戸の いも に送るのを頼んだ。。。。
昨年同様の甘楽郷の連石山だ。。。。
石切場の上で.....
過つて新宿の宿で。
歌舞伎町の平ザと言はれし おのれを。
平次は
遥かに追憶した...
お江戸遥か....
三十里 。。。。
driving with STILL D.R.E .
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