小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

アラン・ドロンの映画『サムライ』(Le Samouraï 1967年 仏・伊) / NHKBSP

2020年11月21日 | 映画
あらすじ
寒々としたパリのアパートで、一羽の小鳥とともに暮らす一匹狼の殺し屋ジェフ・コステロ(アラン・ドロン)。多額の報酬を受け取り、常に完璧な仕事をこなすジェフだったが、彼の心は彼のアパートのように荒涼とした孤独感が支配していた。

そんなある日、いつものように依頼された殺しを完遂したジェフだったが、逃走時にピアニストのヴァレリー(カティ・ロジェ)に顔を見られてしまう。容疑者のひとりとして警察に連行されるジェフ。しかしヴァレリーは彼を犯人ではないと証言するのだった……。~映画を観たらとりあえずイラストと感想を書くブログから転記させていただいた。

  
 タイトルの『サムライ』を見て、三船敏郎か誰か出てくるのかと思ったら、侍らしきものは見当たらない。

 映画の始まりに‘‘サムライの孤独は他の誰の孤独よりも深い’’ ‘‘同等に深いものがあるとすれば’’ ‘‘森にいる虎の孤独だろう’’ 「武士道」より という字幕が出るのだが、これはメルヴィル監督自身の創作らしい。確かに全編通してそのような雰囲気は漂ってはいるのだが。

 アラン・ドロン31歳の時の作品で、殺し屋なのにカッコいいのなんのって(笑)。ストーリーもシンプルなんだが見入ってしまった。何か不思議な作品だが、映像の芸術なのか?

 この映画から北野武監督の『ソナチネ』、 ウォルター・ヒル監督の『ザ・ドライバー』、村川透監督の『処刑遊戯』、ジョン・ウー監督の『狼 男たちの挽歌・最終章』、ジム・ジャームッシュ監督の『ゴースト・ドッグ』、ニコラス・ウィンディング・レフン監督の『ドライヴ』が影響を受けたんだって。と言っても小父さんにはサッパリ分からないのだが、ハードボイルド作品ってこんなのを呼ぶのかな?それも分かっていない(汗)。そうそう、アラン・ドロンの台詞はとても限られている。松田優作のそんな映画を観たことはあったけど・・・。


  


  Le Samouraï (1967) Tribute
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