子供の頃、夏はキュウリとウニばっかり食べた気がします
別に贅沢でもなんでもない、田老の漁師の家ではたいていそうだったと思います
おかずは買わなくちゃなりませんけど、漁師の家ではウニは自分で採ってきますからね
口開けの日は生で食べるんですが、あとは塩ウニにして
ものすごくしょっぱい塩ウニを入れたおにぎりは最高でしたね
メチャクチャ塩分補給になるし
私は今でも大好きなんですが、そろそろ塩分やプリン体の摂取に気を遣うお年頃でもありますし(笑)
嫁さんや子供らに塩ウニは人気薄
生のまま凍結すると、解凍するときに溶けてしまいますし
焼きウニは作るのが大変だし
なにか良い保存法は・・・・
で、蒸しウニはどうだろうかと
のりの佃煮かなんか入ってた小さな容器に水を切ったウニを入れ、鍋の底にひたひたにお湯を沸かして容器ごと投入
ほんの2~3分で完成
食べさせてみたら
「甘い!ウニの甘さ倍増!」
あっというまに売り切れました
蒸してから冷凍すれば、型崩れすることもなく、塩分を気にすることもなく、プリン体は・・・・・まあ気にしない(笑)
ただし、手の中にすっぽり入るような器の中にでさえ、水を切ったウニだと牛乳瓶1本ぐらい軽く入っちゃうんです
これは原価率高いな・・・・・
別に売るわけじゃないんですけど
生の状態だと3~4人で食べるような量が嫁さんと次男で瞬殺ですからね
で、100円ショップで小さい器を探したんですが、それらしいものがなく
考えました
重茂漁協さんの焼きウニはアワビの貝殻にウニを盛り付けてます
貝だな貝!
中身は食べられるから、貝殻0円!
ハマグリに似た「ホンビノス貝」の貝殻を洗って熱湯消毒したモノに
水を切ったウニを盛り付け
鍋にお湯を沸かして
100円ショップで買ってきた蒸すためのアルミの器具を置き
その上にウニを盛った貝を並べて
フタをして蒸すこと2分
で、完成!
味付けとか一切無し
ずぼらな私にぴったり
これをラップで巻いて
さらにジップロックに入れて冷凍庫へ
食卓にこれ1個あるだけで高級感↑
見た目ほどウニの身は入らないので、牛乳瓶1本分でも7~8個作れました