はなやのそば | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 津波で何もなくなって

 殺伐とした風景になってしまった土地に花を咲かそう

 そう思いついた方がいらっしゃいました

 田老の小林さん夫婦

 

 花を咲かすだけではなくて、地域の活性化に繋げようと、被災した土地に蕎麦を植え、それを収穫して提供する

 

 思いつく人はいても、実際にやる人ってそういません

 小林さん夫婦は

 2015年10月から真崎わかめの加工場の向かいに小さな店を借りて営業されていましたが

 2016年4月29日に国道45号線沿いに

 「はなや蕎麦たろう」をオープン

 いやはや大したもんです

 ちなみに「はなや」は小林さんちの屋号

 

 

 ところで、蕎麦の畑

 今年はけっこう遅くまで

 ただの土・・・・

 (今年は植えないのかな?)

 って思っていましたが

 

 あっ、ちょっと緑になってきたと思ったらあっという間に

 花が咲き始めました

 蕎麦の成長速っ(7月中旬~お盆ぐらいまでウニの口開やらワカメの採苗やらで半ば意識が飛んでたってこともありますが)

 まだ咲き始めたばかりで畑は緑色ですが

 もうすぐ真っ白い花に覆われてキレイになります

 国道から見下ろす場所に蕎麦畑が広がってますよ

 

 国道45号線を宮古方面から北上してきますと

 左側に三鉄のたろう駅が見えます

 国道の右側に蕎麦の畑があって、駅から数百mのところに「はなや蕎麦たろう」の店舗がありますので、田老産のそばを食べてみてください

 


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