要塞 | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 

 長内川に建設中の要塞

 ではなく、水門

 

 以前の水門は防浪堤の一部が空いてて、鉄製の波止めが上下するというような構造でしたけど、新しい水門はそれ自体がビルみたいなデカさ

 足場が外れればもう少し小さくなるんでしょうけど、それにしてもデカイ

 

 今日は雨

 海は波高く、口開けとかはしばらく無理そうです

 

 定置網は水揚げしてまして、サケが90本ほど

 サバが12タンク5t、イナダが900㎏ほど

 あとはソウダガツオ、カンパチ、コノシロ、トビウオ、シイラ、ダツ、サワラ

 ホントに田老市場?

 関西辺りの魚市場の魚種みたいです

 

 なにしろ、河口近くにあって海水温が低めのアワビ種苗生産施設で21℃を超えてましたからね

 9月も半分を過ぎました

 ちょっと前までならそろそろワカメ種苗の掃除とか始まる時期なんですけど、この水温じゃダメですね

 作業を始められるのはいつになることやら

 

 南の魚がこれだけ来るってことは、今年もアイツがやって来るんだろうか?

 アマクサアメフラシ

 ワカメ種苗を食べる厄介な生き物

 

 沖には親潮系の水帯も見えてるようですので、厄介なアイツがやって来る前に、親潮がガッと水温を下げてくれるといいんですが

 

 


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