悪いことをすると処罰される

日本人なら誰でも知ってることですよね

 

処罰といってもいろいろある

究極の処罰は生命を奪われる死刑

次に自由を奪われる懲役や禁固

ついで罰金、科料、反則金などの金銭ペナルティー

あとは報道などにより名前や顔が知られる不名誉でしょうか

 

では、なぜ刑罰が科されるのか?

この疑問には、以下の二つの説がおます

 

1 応報刑

ご存じハムラビ法典を起源とする目には目を歯には歯を

小林源文が好きなワシには、パンにはパンを血には血をのほうが馴染みがある

半沢直樹はプラスアルファーしており、やられたらやり返す倍返しだ!から100倍まで行きましたな

やったらやられるというもので、軍事理論の一つにもMutual Assured Destruction通称MAD理論というものがあります

これは核戦略なのですが、ミサイル攻撃をしたらやり返される

だから初めの一発をだれも打たないというもの

 

2 改善刑

例えば昨日は終戦記念日でしたよね

親もない身寄りもない戦災孤児が、かっぱらいやひったくりをして飢えをしのぐ

本来悪い子ではなかったのにやむを得ず犯罪を行った

しかしながら無罪放免にはできない

それらを悔いて社会復帰してもらうところに刑罰の本質があるという考え

 

さて、先日本部の公取綱紀の委員会がありました

この委員会は、誇大広告やおとり広告を撲滅し、消費者が安心して取引ができるように活動しております

まぁ違反した不動産業者を取り締まる部署ちゅうことですな

 

不動産業者が違反をし取り締まられると、最大500万円の罰金が科されます

(ちなみに近畿圏で協会に加入して不動産業を営む場合、自動的に不動産公正取引協議会に加盟し、不動産の表示規約、不動産の景品規約が適用されるため罰金ではなく違約金といいます)

あくまでも最大なので、初回は違反の類型により10万程度の場合もあります

これでは1回の取引で回収でき、

 

違反行為により得るメリット>罰金と考えれば、やっちゃえよと抑止効果がおまへん・・・

 

そこで出てきたのが、主要ポータルサイトへの1ケ月掲載停止

これかなり効くんではないでしょうか?

現在では、スマホかパソコンのネット情報が主たる媒体になっております

駅前などの好立地で営業をしている大手フランチャイズでもキツイと思います

ましてやネットのみが集客手段の裏通りや上階の中小企業は死活問題でしょうね

 

この広告停止は、最初に述べた罰金、過料、反則金などの金銭ペナルティーの最大効果を狙ったものですね

広告停止(自社HPなどは可)は、停止期間中その収入源を絶たれるため仲介をメインにする業者には死活問題でしょうね

掲載停止は、兵法でいうところの兵糧攻めというところでしょうか?

 

悪意の広告というより、成約済みの業物の確認忘れによる再登録違反が目立っています

面倒ですが、必ず再登録前に物調しましょうね

 

そういや今から80年ぐらい前にABCD包囲網ってあったよね

 

 

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