春の兆し、春の出番。
朝、起きるたびに、
身体がカチンコチンになっているような…
いっぱいの仕事は苦にはならないけれど、
この運動不足はなんとかせねば。
そう思うのも、身体が春の兆しをキャッチしているせいかしらね。
美しい朝
自分の出番がないこと。
それは仕方がないこと、だから、受け入れよう。
今は、自分の出番ではないだけのことだから。
それに、かならず、自分の出番の時はある。
その時に備えて、今、するべきことをすればいい。
それが、希望。
けれど、出番はまったくないにもかかわらず、
けれど、出番がまったくなくなってしまったにもかかわらず、
自分の出番があると期待して、じっと、それを待っているなんて。
それは、辛すぎる、ね。
さてさて、これは、なんの話?
はい、これは、クローゼットに詰め込まれた出番のない洋服たちのこと。
春になっても着ることがなくなった服たちに、
ずっとここ何年も出番がなくなった服たちに、
さあ、引退勧告を出そう。
そう、すみやかに始末をつけていこう。
なぜなら、その期待に応えることがないにもかかわらず、淡い期待を抱かせることほど罪作りなことはないと思うから。
なぜなら、その行為は根深い恨みの蓄積となってしまうから。
洋服も、
人も、
自分も、
扱う姿勢は同じ、それが断捨離なんですね。
『断捨離』は、やましたひでこ個人の登録商標です。
勝手な商業利用は固くお断わりいたします。