「家族」軸、乃至は「セット」軸 〜お揃いという謎
ダンシャリアンさんのご自宅訪問が続く。
私の大きな愉しみのお仕事のひとつ。
この日の訪問宅は…
はい、ひでこ方式のカトラリーの収納。
お見事！？
いえ、ちょっと窮屈かしらね。
綺麗に収まってはいるけれど。
ご家族は？
夫婦ふたり！
１年に１回、成人した息子さんが帰省するか、しないか。
来客の機会もまったくと言っていいほど無く。
ならば、なぜ、５本？
う〜ん、５本でお揃いのセットだったから…
まあ、ご本人もなんとなく違和感を感じていたのだとか。
で、結局、こうなる。
ゆったりとなりましたね。
コーヒーカップも。
でもって、本題はここから。
夫婦揃って！
家族揃って！
親族揃って！
皆んな揃って！
その「揃って」に囚われていたことに気づく。
だから、揃っていないことに不安を覚え、
だから、揃っていることに息苦しさを感じる。
断捨離は、
揃ってもよし。
揃わなくてもよし。
揃う時もあれば、
揃わない時もある。
断捨離が大切にするのは、
その時その場に相応しい自由自在な立ち位置なんですね。
『断捨離』は、やましたひでこ個人の登録商標です。勝手な商業利用は固くお断わりいたします。