断捨離妻がコレクター夫を目醒めさせた!
とても遠くて。
とても不便で。
と思い感じるのは、まさに東京目線で捉えているからで。
気仙沼
地元、日々ここに暮らす人びとにとってはそんなことは関係のないこと。
どこで暮らそうと、ごきげんでいられる。
それ、断捨離を味方につけさえすれば。
ワンマン運転の二両列車。
2時間に一本。
東北新幹線一関駅から1時間20分。
今回のご自宅訪問で一番アクセスが大変で。
それでも、懸命に断捨離に取り組むご夫婦がここにいて。
嬉しいというか、私の方が励まされるというか。
有り難うございます。
私が盲滅法に投げた断捨離と言うボールをしっかりとキャッチして、そして、人生が変わった!と語ってくれる。
昨日、名古屋で訪問したダンシャリアンもご夫婦で。
今日、気仙沼で訪問したダンシャリアンもご夫婦で。
揃って私を迎えて下さる。
コレクターの夫殿は、
こんなモノをたちを1,000個以上持っていたという。
けれど、今は、これだけ。
たくさんの収集物は、今にして思えば、埃まみれで薄汚れた状態でダンボーつ箱に詰め込まれていたまま、少しも大切に扱っていなかった。
当初、コレクションを捨てるとは考えもしなかったけれど、捨ててみて初めて自分がどんなに感性を萎えさせていたかが分かった、と。
ただ、惰性で集め漫然と放置。
一方、諸々のナントカ全集を集めに集めていた夫殿は、すべては見栄だったと言う。
家に帰れば、こたつに腰まで浸かりまったく動かず、そのまま寝てしまうというかつての日々。
でも、今は、さっさと機敏に動き、妻とともにいそいそと断捨離に励む。
してやったり、お手柄の断捨離妻たち。
埃と汚れに塗れていた「壮絶溜め込み泥沼ハウス」から見事に浮上を果たす!
それにしても、夫婦で断捨離に勤しむと、とっても麗しいごきげんなパートナーシップがそこに生まれるもの。
その証人のような二組のご夫婦のご自宅訪問。
ああ、これはごきげんな時間に決まっていますよね。
さてさて、私の北上の断捨離行脚は明日も続きます。
はい、今夜のディナーは独りきりたんぽ鍋となりそうです。
ああ、なんて愉しみだこと。