まさか大野の連続完投をストップさせたのがカープになるとはわからんもんです、前回の対戦で完封食らった時もカープは九里でした、その悔しさを初回から爆発させる三者連続三振スタート、そして攻撃陣、今日も1番の大盛がショート内野安打で出塁、あの当たりでセーフになるのだから大盛を1番でシーズン通して使ったら3割打ってしまうんではないかと、まあそんな甘いもんでもないでしょうが左バッターでこの足ですから魅力十分、とにかく1番大盛を続けてもらいたい(左の大野でも1番で使ったから続けるとは思いますが)

 

さて大盛が出塁し菊池が送りバントを匂わせつつ、バントファールとバスターエンドランもファールとして追い込まれてしまったがここでセンター前ヒットで繋ぐ、そしてこの当たりで大盛がサードまで行けたというのが大きいですよね(これはエンドランはかかっていなかった)やはり足という武器のある大盛は育成上がりのハングリー精神、そしてバットコントロール、1番バッターの適正に当てはまる物を持っている(ちょっと大盛褒めすぎか?)

 

そしてノーアウト1、3塁から今日3番のピレラが高めのアウトコースストレートを1塁線を痛烈に破るタイムリーツーベース、アウト判定だったがリクエストで判定覆り2、3塁とチャンスは続く、大野は立ち上がりあまり良くなかったかな木下もピレラにはストレートばかり投げさせて修正を試みたのだが高めに来たところを痛打された。

 

そして誠也には一転して変化球攻めですがボール先行の苦しい投球の中カウント3−1になったところで投げたど真ん中の150キロのストレート、これ誠也完全にストレートしか待ってなかったでしょ、快音とともに弾丸スリーランが左中間へ突き刺さり一気の4点リード、エース大野から4人で4点をもぎ取った。

 

これで九里も相当楽になったと思います(と言ってもバックの守備に結構助けられた)、5回まで2安打無失点と早々と勝ち投手の権利を得る、そして大野は5回表に代打を送られたのでここでお役御免、まだ余力はあったと思いますがこの時点で74球、完投するためには5イニング、負け試合なら4イニングでいいんですがここまでの大野の完投って120球を越えてないんですよ、となるとここから完投をあくまでさせようとするならば120球は越えてしまう可能性が高い、どっちにしろ終盤で変えざるを得ない展開になるなら早めに4点を追いかける展開にしないといけない、まあセリーグの宿命ですねパリーグなら全然続投ですよ、まあ逆に4イニングで交代したので中5日で登板とかもあるかもしれないしこの交代はやむなしと言ったところでしょうか。

 

しかしながらカープもよくあることだが初回の4点以降点が取れない、まあ2回から大野が立ち直ったってのもあるかもだが、問題は大野が交代した5回裏、トップの大盛からという好打順で大盛がまたもセカンド内野安打で出塁し、そして初球にすかさず2塁へ盗塁成功とやってくれるやん大盛〜、やっぱ足を使うというのは盗塁だけではないとは言いますがそれでも盗塁を見たいんだよ〜おじさん達は。

 

そして菊池が打った打球は高く跳ね上がったバウンドが高いピッチャー、キャッチャーどっち付かずのとこへ飛んでこれまた内野安打、大盛1番で菊池も生き返ったような気がするのは俺だけか?これで初回と同じくノーアウト1、3塁の形ができて期待のクリンナップ、だったのだがピレラキャッチャーファールフライ、誠也見逃し三振、松山サードファールフライで藤嶋に踏ん張られてしまうようではなんとも寂しい(このフレーズ使わせるなよ〜)

 

こうなると流れは悪いわな、さっき1点でいいから取っていれば試合はかなり楽になっていたんですよ、と言うかもっと楽に勝てていたんですよ、チャンスでクリンナップが総崩れとなると流れは中日に傾きだす、6回表ツーアウトから3番アルモンテにライトスタンドへ運ばれる、これで1点を返されるがよく九里1点で済みましたよ(大島のレフトへの打球もピレラのファインプレーだった)、この6回表1番からの好打順だったから何か起きそうな感じがあったんでね。

 

まあこれで九里はお役御免でした、正直もうちょっと追加点があれば続投でも良かったかもだが交代は間違いではなかったと思う、ただ流れが中日側に行っていると言う点が良くないんですよ、6回裏も3番手ゴンザレスにあっさり三者凡退と流れの悪さに拍車をかける、となると7回表中田廉を投入、本当はケムナか島内を投入したいんだろうけど2人が登板過多になってしまうので3点差あるうちになんとか廉で7回表を潰してもらいたかった、廉もここんとこ失点してませんし選択は間違ってはいなかったと思いますよ、ただホームランは突然にやってくる。

 

まずは高橋周平がバックスクリーンへソロを打ち込む、これは風にも乗ったかなぁ高く上がったフライだったのでまさかスタンドまで届くとは、そして阿部三振の後、京田が今度は右中間ギリギリへソロホームランを叩き込んであっという間の1点差、中日は3本のホームランで一気に1点差に詰めてきた。

 

高橋はともかく京田に投げた1球は甘かったなぁ、流石に悠長なことも言っていられなくなり、木下をセカンドフライでツーアウトまでくるが代打堂上にセンター前ヒットを打たれたところでケムナに交代でした。

 

バッターは大島と嫌らしいバッターですが2球目のストレートをファーストゴロ、松山が体でしっかり止めてなんとかリードを保って7回裏の攻撃へ、しかし今度は4番手谷元が三者凡退で流れを渡さない、悪い流れのまま8回表は塹江投入、もうカープの継投は勝ちパターンだからやることは決まっている。

 

2番の平田からという嫌な打順、しかし平田をサードゴロ、アルモンテに粘られながらも9球目で空振り三振、ビシエドはフォアボールだが、高橋周平にも粘られながら10球目をサードゴロとアルモンテと高橋はフルカウントになってましたのでホントに我慢の投球をしてくれた、この塹江の投球がようやく流れを変えてくれた。

 

中日は5番手に又吉を持ってきた、先頭のピレラはショートゴロだが4番誠也が右中間へツーベースヒット(良く走った)ここで相性の問題か松山を敬遠して堂林と勝負、松山には代走曽根。

 

まあカープの時も散々見てきた敬遠して次のバッターに打たれるという場面、今日は逆に立場で見れた。又吉の生命線は外なら逃げていくスライダー、内なら食い込んでくるシュートと、この出し入れでしょう右バッターは打ちにくいがコントロールミスしたときが狙いどころ、誠也の時はシュートが真ん中にきてしまった。

 

そして堂林、まずはインコースのシュートを空振り、これであとは全部外かなと思ったんですがシュートを2球目も続けてこれは高めへ抜けてボール、そして3球目もシュートなんですがこれがど真ん中へ来た、堂林もここは大振りをせずコンパクトスイングで捉えたライナーが前進守備のセンターを悠々越えていく走者一掃タイムリーツーベース、1塁ランナー曽根に変えておいて良かった。

 

まあ決定的な2点が入って遅いながらもこれでセーフティリードかなと、まあその後も2死1、2塁のチャンスで代打長野という場面もあったんですがど真ん中にきたスライダーを空振り三振してるようでは長野も調子落ち気味かな、まあ全部外への球だったので急にど真ん中にきたからビックリしたのか、とにかく打ってくださいよ長野さん。

 

まあ9回からはフランスアが3人であっさり締めて(3点差だと安心して見ていられるなフランスアは)なんとか連敗ストップ、まあ大野から勝てたのは良かったです、これでカード勝ち越しも見えますので(まあ野村か森下どっちかは勝つだろ)明日も野村に試合をしっかり作ってもらって勝てればと思います。

 

一歩間違えばって試合でした、決して完勝ではありません、大盛もそうなんですがやはり誠也が打ってくれんと勝てないってことはハッキリしていますね、8回も突破口を開いたのは誠也ですし、それに呼応して堂林が打ってくれた(仲良しコンビやし)、松山敬遠で燃えたっていうのは堂林にはあまりないと思います、とにかく必死に食らいついたただそれだけでしょう、まあ大きな2点を叩き出してくれましたよ1点差のままだったらわかりませんでした。(1点差ゲーム弱いんだから)

 

さてジャイにマジック点灯ですか、知らんまに貯金24ってどう足掻いてもひっくり返せんな、菅野も負けんしどうなっとんジャイは、まあ気にしても仕方ないですがペナントの興味はすでになくなってしまいましたね、もうあとは今年のカープがどこまで順位を上げられるか、優勝以外は何位でも一緒じゃ、と言いますが何かしら目標がないと来年に繋がりませんので取り敢えずまずは5割ですかね、結構遠いけど。

 

選手も個人成績上げないと給料下がるんだから頑張って給料上げよう、ピッチャーが大変だわな打線が打ってくれんと勝てませんからね、うまく投打が噛み合えばみんな給料上がるから頑張っていこう(給料給料うるせえな)

 

それでは。

 

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