気遣いについて、すごい本があるのをご存じだろうか?
アメブロでもおなじみの三上ナナエさんが書いた『仕事も人間関係もうまくいく「気遣い」のキホン』だ。
この本は、2014年発刊ながら、いま20刷が発行され、その勢いはいっこうに衰えることがない。
この本は、2014年発刊ながら、いま20刷が発行され、その勢いはいっこうに衰えることがない。
なぜだろう?
それは、この本の底辺に、気遣いに「正解」も「間違い」もない、があるからだ。
このことが、一般のビジネスマンやビジネスウーマンの心を奪って離さない。
実は、ビジネスマンやビジネスウーマンは、気遣いが必要なことはわかっているのだ。
だが、気遣いをすることで、浮いてしまうこと、恥ずかしい思いをすること、失敗をすることをおそれて、気遣いできないのだ。
つまり、気遣いすることに、自信がないということになる。
そんな一般のビジネスマンやビジネスウーマンに、著者たちの経験してきた世界、一流の人の話を持ち出されても、自分たちとは違った世界の話だから、結局は、気遣いは実行されないままになってしまう。
ここがミソなのだ。
だが、気遣いに「正解」も「間違い」もないと言われると、「よし、私もやってみよう!」という気になる。
やってみた結果、相手に喜ばれると、「今日もやろう!」という気にもなるし、ちょっと気になった人にも声もかけたくなってくる。
これが、気遣いを行う! ということなのだ。
やってみた結果、相手に喜ばれると、「今日もやろう!」という気にもなるし、ちょっと気になった人にも声もかけたくなってくる。
これが、気遣いを行う! ということなのだ。
このコンセプトだけでも、ビジネスマンやビジネスウーマンの心を打ちまくりだが、内容も、通常のビジネスに通じるものがあるのだ。
「ちょっと、いいな」と思った箇所だけでも、これだけある。
・共感⇒「相手の気持ち」をそのまま言葉にするだけ
・気持ちよく指示を受けるポイント⇒復唱する言葉は同じ言葉を使う
・「私」を主語にして伝えればいい⇒YOUメッセージは反発を生む
・参考は上から評価する言葉
・「身だしなみ」は相手が判断するもの⇒おしゃれは、自分で〇×をつけられるが、自分で〇×を付けられないのが、身だしなみ
・「気がきく連絡」⇒「念のためにお知らせしますね」という便利な一言を使う……。
気遣いを知るということと、気遣いを行うということは、まったく別物であることを知った一冊である。
ビジネスマン、ビジネスウーマン向けにHPでも記事を書いていますので、参考にしてください。
仕事も人間関係もうまくいく 「気遣い」のキホン
◆新百合ヶ丘総合研究所の「こっそり差をつけたい」人のための本
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