憧れの香り、ありますか?

 

 

 

フランスより、こんにちは照れ

フラゴナール専門店【Prudhommeプリュドム】のプリュドムサヤカです。

 

いよいよ、明日。

4か月のオンライン香水講座も今月が最後。

8月の講座第一回は、明日に迫っております!

 

講座をはじめた一番の目的は、フランスからのリアル情報を「楽しく」お伝えすること。

 

それが出来るように、今回はフランス人おばあちゃんたちに出演してもらいます♡

 

といっても、インタビューした内容をビデオにして講座内で訳しながらお話しする感じです♪

 

 

80代のマリーテレーズおばあちゃんと70代のジョゼットおばあちゃん。

 

初めは、カメラにおどおどしていたおばあちゃんたちも

 

 

慣れると、楽しそうにワクワク昔のことをお話ししてくれました!

 

 

おばあちゃんの若い頃は、どうだったの?

 

 

香水について聞いてみると、出てくる出てくる。

嬉しそうに、若い頃に戻ったように想い出を話してくれました。

 

その中で、ふたりに共通していたのが、憧れのパルファンがあったこと!

 

伝説のパルファン

『Soir de Paris』

 

 

小さなガラスの香水瓶に入っていたパルファン。

 

今みたいにスプレーはなく、小瓶から直接耳裏などにつけていたそう。

 

当時、パルファンはとっても高価で、すごーーく慎重にちょっとずつ使っていたとのことです。

 

日曜日や、夜お出かけするときに。

ウキウキした気持ちと一緒に香りが思い出に残っているそう。

 

パリにはたくさんの香水があったかもしれないけど、

田舎の娘たちには、この香水が定番でみんなの憧れだったって。

 

村には、宣伝の看板があったり、人から聞いたりして知ったそうです。

 

 

気になる香りを調べてみると・・・

ピーチ、アプリコット、ベルガモットのフルーティーなノートに

ダマスクローズ、ジャスミン、スミレにスズランとイランイランのミドル。

ムスク、ビャクダン、バニラのラスト。

 

パウダリーなフローラルフルーティーノートだったようです。

 

 

1959年のこちらのパルファンの宣伝を発見!

 

若い女の子たちが、エレガントなマダムに憧れて

そして花の都のパリに憧れて

 

憧れに近づこうと、この香水を手に取る様子が分かります。

 

 

おばあちゃんたいの話を聞いていると、「香水」に特別の想いがあったことが分かります。

 

そして、それだけでなく

戦争を体験しているから

戦後のものがない時代を体験しているから

 

「もの」を大切にする想いを感じました。

 

あの時代のように、「もの」が欲しくて欲しくてたまらないという気持ち

そして手に入った時の天にも昇るような嬉しい気持ち。

 

そんな気持ちが、今の時代にはなくなったと、おばあちゃんは言います。

 

今だったらきっと大きいボトルも買えるはずの『Soir de Paris』はすでに廃盤で手に入りません・・・・。なんだか切ない。

 

 

 

こんな、フランス人おばあちゃんのリアルな想いや

香水の起源となったもののお話などなど。

明日の講座では、みなさんに「楽しい」時間を過ごしていただけるように頑張ります♪

 

 

 

 

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