筆文字セラピーことばの雫
ゆかりんこと長谷川由香里です♪
前回に続いてパート②
【対談企画Vol.1】筆文字で人生がぐるんと400度～@tacacomonoイトウタカコさん編①
準備されていたかのような出会い
ゆ：その後、貴子は筆文字以外のものに、も出会うわけよね。またそのくだりがすげーなーって思うけど
た：そうそう、まさかだよね。ゆかりんとイベントでお知り合いだった、点描画をやっているHちゃんと私が偶然にも同じ職場だったという！で、Facebookを見て、もしかしてゆかりんと繋がってる？って話になり、それをきっかけにHちゃんの点描画のワークショップに参加したんだよね。いやー、これがまたハマる世界で。ワークショップでは小さな黒い紙にコンパスで描かれた曼荼羅（均一なサークルの重なり）を様々な色のペンで点々して仕上げて行くのだけれど、これまた新しい世界で楽しくて。ワークショップ終えて帰る道すがら黒い紙とカラーペンを購入w。そして帰宅して何を描こうかな？って思った時に、以前飼っていたトカゲを描こうって思ったの
ゆ：へ？トカゲ飼っていたっていう話は聞いたことがあったけれど、Hちゃんの点描ワークショップの後に初めて描いたのってトカゲだったの？
た：そうw。トカゲってさ、身体の表面は鱗状なんだよね。だから、線で表現するとのっぺりしちゃってその質感がうまく表現できない。でも、点描ならそれをうまく表現できるんじゃないかって思ったんだよね。そしたらまぁ、亡くなったカノンちゃん（トカゲの名前）がとても美しく再現できて！自分でもこれヤバい！って思ったw。そして、爬虫類友達（その道ではハチュ友という）の飼っている他の種類のトカゲやカエルなども点描で描かせてもらって、それも飼い主さんにプレゼントしたら喜んでもらえたんだ
ゆ：どんどんディープになってゆく貴子ワールドねw
た：そうだねw。でもまだこの頃は承認欲求に突き動かされて書いて、または描いていたのは否めないかな
キノコ展とキノコ画コンテスト
ゆ：そろそろ来るのか？キノコの話w。世の中にこんなにキノコ好きな人がいるなんて、貴子と出会うまでは知らなかったけど
た：はい、行きましょう、キノコの話w。キノコ、カエル、ナメクジ、カタツムリ、そんなものは昔から好きでした。他にもナマコとか、イソギンチャクとかw
ゆ：それ全部一緒にするわけ？w
た：共通点はヌメヌメっぽいところかな？
ゆ：でも、トカゲも好きだったんでしょう？どっちやねん！w
た：そのあたりは両生類・爬虫類ってことでまとめようw。その道の人たちは「両爬」と呼んだりするのよ。
あ、脱線しそうw。それは置いといて、キノコが好きなんです、私
ゆ：うん、今やもうよーく知ってるわ
た：ココからしばらくは自分語りになっちゃうのだけれど、お付き合いくださいませ。毎年秋に、つくば市内にある植物園で「キノコ展」という企画展が開催されていて、そこで「キノコ画コンテスト」という応募型の絵画展が開催されているのは知っていたの。毎年、子どもから大人まで、自由にキノコを描いた作品が掲示されているんだよね。緻密に描かれたキノコもあれば、キャラクタライズされたキノコ、メルヘンチックなキノコやら、萌えなキノコまでそりゃもう様々。気になってはいたけれど、どうやって作品を募集しているか知らなかったし、応募するきっかけはなかったの。それがあの年は初夏に「水草展」という企画展をやっていて、水草って癒されそう…って思って植物園に足を運んだんだよね
ゆ：で、そこでようやく「キノコ画コンテスト」の応募方法を知ったわけね。今の貴子だったら応募方法問い合わせるよねw
た：だと思うw。売り込みするくらい図々しくなったからねw。応募用紙をもらって帰ったものの、まぁ、何をどう描こうかねと。しばらくしてからかな、そうだ！点描で描こうって思ったのは。昔の私だったら、応募用紙は白なんだし、枠があるそこに黒い紙なんか貼ったらダメだよね、とか思っていただろうなー。でも、点描のために黒い紙を台紙の枠に合うサイズにカットしました！
ゆ：そこは枠をはみ出さなかったわけねw。貴子らしいわw
た：そんな棒高跳びみたいなことできねーわ！w
↑これが噂の「キノコノユメ」
夏休みの宿題「キノコノユメ」
ゆ：あの点々キノコ描くのにどれくらい時間かかったの？
た：それよく聞かれるけど、下絵をなぞっている訳ではないので自由に思うままにペンを変えて点々していっただけだから、実質で8時間もかかっていないよ。そうだね、トータル3日かけて8時間ってとこかな。肩こりと目のチカチカとの戦いだった
ゆ：そうだね、肩と目にはきそうねw
た：でも、いい感じの場所で描き始めたんだよ、あの「キノコノユメ」（絵のタイトル）は
ゆ：それは初耳かも。どこで描いたの？
た：夏休みに行った裏磐梯のホテルだよ。温泉もあってベリグー！肩こりも癒えるw。その時すでにキノコ画コンテストの応募締切まであと数日。悩んでいたというわけではないのだけれど、うーん、、、ってどういうキノコを描きたいかなぁって考えている間に時間が過ぎてしまった。夏休みあるしいいかーなんてね。黒い紙はキノコ画コンテストの台紙サイズにカットしてあったから、それと落書き帳と点々用のペンをごっそり持って裏磐梯へ行ったよ
ゆ：まるで宿題が終わっていない夏休みの小学生じゃんw。おじいちゃん、おばあちゃんの家に遊びに行っても宿題しなくちゃいけないみたいなw
た：そうそう、精神的に追い詰められているわけではなかったけれど、まさにそんな感じw。裏磐梯での一番の目的は諸橋近代美術館の「サルバドール・ダリコレクション」を見ること。素敵な美術館だった。お天気も良くてね。何よりもダリのあの独特な世界はたまらないし。そして感性が満たされた状態で、ホテルにチェックイン！まずは大きなお風呂に入りまーす！お風呂上がりにはもちろんプシューー！！って
ゆ：おいおい、宿題は！w
た：それがだよ、そこで降りて来なさったよ、キノコ様。
ゆ：やっと来たのね！キノコ様！！
た：そう、ダリのおかげか、お風呂のおかげか、お酒のおかげか、はたまた転地療養？のおかげか。そこからはずーっと点々。パパ様（夫）はサキイカくわえてテレビ見ていたかなw。貴子、ここで降りて来ちゃったか…って。まぁ、いつもそんな感じで振り回しているので彼は慣れているw
ゆ：本当にいい旦那さん！お互い相方には感謝しないとね！！
た：だね。感謝していますよ、もちろん。
「キノコノユメ」のコンセプト
ゆ：裏磐梯でキノコ様が降りて来ちゃった貴子。現地ではどれくらいまで描いたの？あの絵って、キノコ画って割にはキノコが小さいよね
た：それがね、あの小さな白いキノコって最後の最後に描いたのよ。私はほとんどの時間を点々に費やした。胞子胞子胞子胞子！！ってねw。胞子あってのキノコでしょ！って。その夜は、これで胞子活動という名の点々は完了としてもいいかな？くらいまでは描いたよ。夜はそれなりに寝てw、翌日は朝から五色沼をお散歩した
ゆ：五色沼ね！それぞれに沼の色が違って綺麗よね、あそこは
た：うん、綺麗だった。子供の頃にも行ったことがあるような気がするのだけれど、大人になって見るとまた感動はひとしおだったな。で、五色沼ソフトという沼色wのソフトクリームを食べて裏磐梯を後にしました。今思えば、あそこで不思議な色の湖を見たこと、パパ様が漕ぐボートに恐々乗ってボートの下の水の透明度にうっとりしたことも、創作活動中の私にとてもいい影響をもたらしてくれたかもしれない。あ、パパ様がちゃんとボートを漕げるのも初めて知ったんだわw
ゆ：そこ後付けかい！w
た：えへへ…、実は、本当にボート漕げるの？って信用していなかったw
ゆ：ひどい奴w。感謝してるとか言いながらw
た：へへへ…笑って誤魔化しとくw。さて、帰宅後、感覚が前夜とは一転、まだまだ胞子が必要だって思った。そんなもんでとことん点々。次の日も点々。これでよかろう！と思えるところまできた。ところがだよ、まだ主役のキノコを描いていないからw。点々だからそこからどういうキノコでも表現できるんだよね。さらに点々重ねてキノコ型を描き重ねていってもいいし、ペンで実線のキノコを描いて色を塗っちゃってもいいし。で、結局はそういうキノコをどう表現しようとかでなく、そこをちょいと飛び越えて自分をキノコにしようと思い立ったの。渦巻くものの中にぽつんといる私。たくさんの胞子＝ここでは友達とか仲間とかに支えられているような、でも1本だけしかいなくて孤独も感じるような。心象風景だなぁって、本当はそんな気持ちであの白い小さなキノコを描いたの
ゆ：そうなの！？「キノコノユメ」なんて、乙女チックなタイトルだなって思ったんだけど、違うの？
た：うん、違う。でも、そんな暗そうな想いを込めたなんて表立って言えないからさ、そこはちょっと明るめに「キノコノユメ」ってタイトルにして、キノコが胞子を飛ばして、仲間がたくさん増えるのを夢見ている様子を描きました、ということにしたわけw
ゆ：貴子の得意分野だね、ストーリーをいかようにも作っちゃうのw
た：あはは！お師匠、よーわかってらっしゃる！w。で、「キノコノユメ」は、○月○日消印有効のまさにその日に、ポストに入って私の元から旅立ったよ
ーーーーーーーーーー
◯月◯日消印有効のその日に旅立った「キノコノユメ」はいったい・・・？？？
次回をお楽しみに〜〜♪
作品はインスタにアップしてま～す♪
LINE＠やってます！！
筆文字の書き方からアイデア
講座案内やら気づき
お笑いネタまで♡
友達追加はこちらから♡（無料です）
または@pcj7087lで検索してね♪
お読みいただきありがとうございました！
LOVE&JOY&ENJOY
世界に喜びを💛
ゆかりん