本気で「自分」を幸せにしたいあなたへ

 

 

楽笑道ライフスタイリストの花音です。

 

 

 

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介護される人の好みをどこまで知ってる?

 

 

会話やその人の生活空間の中に

 

 

たくさんのヒントが隠れているよ。

 

 

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おかんの脳梗塞での入院期間は、

 

 

約1ヶ月半でした。

 

 

えぇ、うんこ召し上がれな人(私の父親、おかんのパートナー)が

 

 

入院費の支払いどころか、

 

 

給料全てをパチンコで”すって”きやがったので怒

 

 

生活費、入院費と、湯水の如く、お金さんが

 

 

どんどん流れて行ったので、

 

 

あの時の生活は、まさに”地獄”でした。

 

 

 

○お金さんは、大切です。

 

 

 

 

 

ってなわけで、これ以上入院はさせられない。

 

 

ドキドキのチャレンジの在宅介護の始まり。

 

 

 

 

 

 

おかんの病状としては、

 

 

やはり、左半身に麻痺が残り、

 

 

左半身の残存機能がほとんどない。

 

 

トライアンドエラーで、なんとか食事、

 

 

排泄は自分で出来るようになったケド、

 

 

ちょっと動くと、血圧が上がったり、

 

 

言語にも不自由なカンジが出ていました。

 

 

しかし、私も、妹ちゃんは、とてもスパルタだった・笑

 

 

スパルタってのは、語弊があるかな・笑

 

 

とにかく、残存機能をどう活かすか?に

 

 

意識を向けて、

 

 

家でも出来るリハビリはないだろうか?と、

 

 

レッツ チャレンジ!の日々でした。

 

 

 

 

住んでいた家は、古い家で、トイレが和式だったんだけど、

 

 

ホームセンターで、簡易タイプの洋式トイレを購入し、

 

 

トイレ問題はクリア。

 

 

左半身に麻痺が残っていると、

 

 

和式トイレで、踏ん張るコトが出来ません。

 

 

今は、洋式トイレの家も多いと思いますが、

 

 

20年くらい前の田舎の家は、

 

 

家のトイレが和式ってトコロも

 

 

多くあったんですよ~汗

 

 

 

 

お茶碗、お椀などが左手で持てないので、

 

 

取っ手のついた食器に変更。

 

 

大きめのスープマグは、とても重宝しました!

 

 

 

 

(参考画像:家にあった私の愛用のリラックマです・笑)

 

 

スープマグは、取っ手がついてて、

 

 

マグカップみたいに縦に長くないし、

 

 

飲み口が広いから、ご飯をとりやすい。

 

 

とっても便利なアイテムです♡

 

 

毎日の食事。

 

 

「いかに美味しく自分でご飯を食べれるか?」が

 

 

最大のテーマなので、

 

 

ご飯=お茶碗 という概念を外して、

 

 

食べやすい食器選びが重要です。

 

 

しかし、20年くらい前は、今みたいにスープマグを

 

 

売ってるお店が田舎には少なくて困ったよ汗

 

 

今なら、100均や、ベビー用品を取り扱ってるお店、

 

 

スーパーやデパートの食器売り場など、

 

 

様々なトコロで見かけるようになりました。

 

 

(介護用品ショップもオススメ。)

 

 

ネット通販って言う手もあると思いますが、

 

 

ココで重要なのは、

 

 

介護される人の【 使い勝手 】ですッ!!!

 

 

あなただってイヤでしょう?

 

 

好みじゃない色や形の食器や、

 

 

持ちにくいと思う食器でご飯を食べるのは。

 

 

 

 

○食事は、生きている限り、毎日行われる行動です。

 

 

「美味しい」、「楽しい」キモチじゃないと、

 

 

食欲減退しますからね。

 

 

これは、体調不良を引き起こす原因となるので、

 

 

食事は、「美味しい」、「楽しい」と思える工夫が

 

 

とても重要です。

 

 

 

○リハビリを兼ねて、介護される人が喜ぶ食器探しのための

 

 

外出(お買い物)は、いい運動になります・笑

 

 

 

 

 

介護の手抜きのコツは、会話から。

 

 

言語にも不自由が出ていたおかん。

 

 

(脳梗塞は様々な麻痺が出ます。

 

 

今まですぐに出てた言葉も出なくなるコトがあります。)

 

 

言語機能を回復させるために、

 

 

出来る限り、おかんの意思を「言葉で伝えられる」

 

 

会話を心がけました。

 

 

 

「コーヒーと紅茶、どっちを飲みたい?」

 

 

「今日は、どこへ行くスケジュールになってるか、覚えている?」

 

 

「晩ごはんは何を食べたい?」

 

 

など…

 

 

 

 

○『質問』して、答えるまで待つ。

 

 

 

 

これを繰り返しました。

 

 

 

○答えを遮るようなコトをしない。

 

 

 

これ、鉄則です。

 

 

 

言語が不自由になってくると、

 

 

「ココまで(咽喉のあたり)言葉が

 

 

出てきてるんだけどなぁ~」って、

 

 

言語を声に乗せられないもどかしさがあると、

 

 

おかんは言ってました。

 

 

「おはよう」

 

 

「いただきます」

 

 

「おやすみなさい」

 

 

こう言った言葉も意識的に言うように促す。

 

 

こちらが「おはよう」と言えば、

 

 

「おはよう」って返したくなるのがコミュニケーションです。

 

 

ちっちゃいコミュニケーションだけど、

 

 

日中、リハビリのために病院へ連れていけないとき、

 

 

おかんは、家でひとりぼっちだから、

 

 

(にゃんこはいたケド。)

 

 

誰かと話すコトもないから、

 

 

そうなってくると、人間だれでも、気が滅入ってきます。

 

 

 

 

○『会話する』コトは、相手を知るコト。

 

 

 

 

当たり前のコトですが、

 

 

この当たり前が重要ポイント

 

 

人のキモチをひたすら聴くってのは、

 

 

根気のいる話です。

 

 

(試しに10分、その人の話をひたすら聴くだけに

 

 

徹して、自分の意見を言わないってをやってみて。

 

 

意外と難しいと感じるから・笑)

 

 

人間って、「聴く」より「話す」方が楽!という生き物ですから。

 

 

 

 

だけど、話を「聴く」コトに意識を向けていると、

 

 

人は、「聴いてもらえた!」、「理解してもらえた!」という

 

 

思考に繋がっていくので、

 

 

質問以外のコトも話し始めます。

 

 

好きな色、キライな色、

 

 

好きな柄、キライな柄、

 

 

丸いものが好きなのか、

 

 

四角いものが好きなのか、

 

 

晴れの日が好きなのか、

 

 

雨の日が好きなのか、

 

 

その1つ1つを『取扱説明書』の如く、

 

 

その人の人柄を書き出してみると、

 

 

あ~ら不思議。

 

 

介護される人のコトがどんどん解る・笑

 

 

それを繰り返していくうちに、

 

 

介護される人は、いつも自分の話を聞いてもらってばかりで、

 

 

申し訳ないなぁ~と、あなたの話も聞き始めてくれるでしょう。

 

 

 

これが

 

 

○『ココロの通ったコミュニケーション』

 

 

なのです♡

 

 

 

私の場合は、2年かかりました汗

 

 

と言うのも、おかん、夜中になると、しくしく泣いて、

 

 

明け方まで、愚痴放題で、

 

 

私は、寝不足のまま、仕事に行き…の繰り返しが、

 

 

2年続いたのです汗

 

 

あれは、ほんまに”苦行”やった・笑

 

 

だけど、愚痴や泣き言を言いたいキモチもわかるから、

 

 

「やかましいわッ怒」とキレなかった。

 

 

その代わり、妹には、「今日くらい介護休ませて」の

 

 

介護しないディを申請したケド・笑

 

 

 

 

だけど、驚くべき出来事で、

 

 

この夜な夜な愚痴・泣き言生活が終わったのです。

 

 

またしても、かく~ん!って、なりました・笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も楽笑で生きるあなたでありますようににこ

 

 

ありがとう ありがとう ありがとう。

 

 

今日のあなたの1日にありがとう。