健康診断vsかものはし | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

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島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

職場の健康診断を受けてきました。

新型コロナの感染防止ということで、ソーシャルディスタンスを取りながら、検査機器は除菌をしながら…と、なかなか時間がかかるよ。と聞いておったので、なるべく空いてる時間を狙って行ってみたところ

 

…まさかの、わし一人

 

誰もおらん。

万全のソーシャルディスタンスではないか。

まずは身長体重。

身長は省略出来るらしいが、もちろん測ります。

まだまだ成長期である。

たまたま、この一年は伸びてないだけである。

どっちかと言うと、体重は省略してもいいと思うんですが

 

続いて血圧測定。

ここ数年、ちょっと高めになっている血圧ですが、新しい部署に異動して3か月。

ありとあらゆる方向からの圧力に囲まれた中で生き抜かねばならない今の部署。

もはや、わしはプレッシャーなど通り越し、わしの心はの域に達しております。

血圧測定など、もはやわしの敵ではないわ。

 

そして、わしの最難関の視力検査。

15年くらい前に測定した時が裸眼で0.04。

コンタクトを付けても、場合によっては何も見えてないときもあります

0.8くらいからが勝負である。

何となく、一瞬見えた気がする方向を言っていきます。

今日は1.0でした。

なかなか勘が冴えた一日だったようじゃのぉ

 

診察を受けて、心電図を撮って、そしていよいよ最後は血液検査。

注射である。

世の中、看護師さんを白衣の天使と呼ぶことがあるが、注射器を持った天使がおるものか

今日もそんな堕天使が注射を持って待ちかまえております。

しかし、わしも毎年同じように虐げられる訳ではありません。

今年は秘策を用意しました。

その名も、ノールック注射

注射をされてる様子を、一切見ません。

誘惑に負ける事となく、わしに注射を打つ看護師さんの名札だけを凝視して全てが終わるのを待ちます。

もし注射器に空気が入ってて、わしが死んだとしてもこの名前だけは黄泉の国まで覚えていってやる。という気概で見ます。

そして、その間に無事に注射も終了。

一瞬、チクッとした気はしたが、見ておらんので分かりません。

そして無事に生きて注射を済ませられました。

ちなみにノールック注射とは、看護師さんがノールックでやる注射ではありません。

そんな事が出来るのは、ブラックジャックかドクターキリコか、殺し屋くらいであろう。

 

そして注射を終えると

 

血が止まるまで、そちらの椅子でお休みください」

 

あれ?このソーシャルディスタンスが叫ばれる昨今、まだここにいろと?

注射器が目の前に見えるこの椅子に座って待てと?

何の嫌がらせ?

わしの後から受診してる人が、注射される姿を見ていろと?

そんな血も涙もない事が出来るであろうか。

大丈夫ですから。と、颯爽とその場を立ち去りました。

これで健康診断も今年は無事終了。

向こう一年、お医者さんに診られる事も注射を見る事もないのぉ。

 

さて、明日は休みだ。

パワプロでもして過ごすかのぉ