まずは訂正。トスカーナGPの次戦はイモラには行かず、ロシアに来てしまった。その次ですらなく、次はドイツ、そしてポルトガルを挟んでその次ということになっている。でも2日しかないのは間違いないので、それはやはり心配だ。

さて、今回のロシアだけど、ハミルトンを狙い撃ちしたようなペナルティ。確かに、指定した場所ではないところでのスタート練習というわけで、それ自体は違反ではあるけど、それが2つにまたがるという判断はどこで起きたのだろう?無線ではチームはOKを出していたこともあるので、ペナルティポイントは一度付与されたけどのちに抹消。よくわからないことが起きている。ハミルトンのファンというわけではないけど、というか、今は誰のファンというわけでもなくて公平に見てるつもりだけど、それでもゲーム的には誰かに独走されちゃうのはまずいという意識は働くらしく、昔からこういう狙い撃ちはよくあったわけだけど。

しかし、このペナルティのおかげで、ハミルトンの勝ちはなくなり、ミハエル・シューマッハに並ぶ91勝はお預けとなった。こうなったらボッタスは勝つしかないし、そのように行動した。そしてフェルスタッペンは「自分のレースをやる(つまり今年のチャンピオンシップはギブアップ)」とは言っていたものの、チャンスが来れば、それはきっちりつかむ位置にいることが重要で、そして彼もまたそのようにレースを組み立てた。それ以外では、ソチのコースが滑りやすく、結構ドリフトしてたとか、サインツのクラッシュはなんかこう無駄だったよねとか、そういうところはありつつ、終了。

ま、次のドイツはどうなるでしょうかね。ミハエルの国で91勝達成とか、それを達成することになれば、ハミルトンも持ってる、ってことだろうか・・・。