前回の続きです。
思わぬプレゼントとは、自分が臨床の場に立った時に現れます。
①コミュニケーション能力が向上します。
それは何故だと思いますか?
英作文を考える時、難しい「設問の日本語」を「同義日本語」へと作文可能な文章に変えなければなりません。
相手方の言いたいことを的確に捉え、自己の考えていることを明瞭に伝えることが、この場合重要になります。
このことを念頭に、英作文の練習をしていれば、即ち、
コミュニケーション能力を鍛えることができるのです。コミュニケーション能力は、どの医学部でも、求められる学生像に必ず明記されています。面接でもコミュニケーション能力の有無は重要な採点事項です。
さて、英作文の練習をする場合、文意が採点者に通じるように短文を用いることが肝要です。この、「短文」にピンときたら、当ブログの当初からの読者の方でしょう。そうです。
小論文の書き方で説明したように、論旨明快な文章にするコツの重要な部分は短文化することなのです。
ただ、英作文では、同様の単語の重複使用は代名詞などで置きかえる、というルールが有ります。
従って、関係代名詞を使う場面が多くなるでしょう。関係代名詞は、英文法、英文和訳、英作文を通じて、4大テーマの1つですから、これを機会にマスターすることが、医学部入学の大きな武器となるでしょう。
また、臨床実習するためにはオスキーをパスしなければなりません。その場合、コミュニケーション能力は非常に重要です。コミュニケーション能力が無いと評価されれば進級できません。コミュニケーション能力の重要性はずっと付いて回ります
次回に続く