広島に戻って
休む暇なく(貧乏暇なく)動いてます(笑)
 
さて呉市下蒲刈島は
とびしま海道の入り口の島で
安芸津大橋渡ってすぐの大きな島です
 
ここは風待ち港があり
江戸時代には朝鮮通信使が寄港し
『御馳走一番』と呼ばれるほど使節団を歓待した歴史があります
 
番所や饗応の様子などの博物館もあって
何度か来ているのですが
今回『朝鮮通信使再現行列』を初めて見られました
 
まずは福島雁木(福島正則治世時代の雁木)へ
櫂伝馬船が回転すると聞いたのですが、到着した時は終わってひと息ついていたところでした
 
(使節団は大船から伝馬船に乗り換えて上陸します)
 

さて再現行列の始まりです
鐘や太鼓の楽団
 
 
麗しいチマチョゴリの美女
 
 
アテンド役の対馬藩
対馬藩は朝鮮通信使の復活において大きな役割を果たし、全行程に随行しています
 
 
大韓民国京畿道富川市
京畿国際通商高等学校の生徒さんの楽隊は素晴らしい演奏でした
 
日韓関係が不調な時に
よく来てくださいました
 
 
正使(朝鮮通信使のNo. 1)は大韓民国広島総領事さんのようです
SPらしき人がずっとついてました
 
 
続いて副使さん
 
 
さらに続いて従事官さん
 
 
最後に広島藩です
 
行列は中学校のグランドに集合して
日韓友好の『国書』を読み上げて交換しました
 
江戸時代の朝鮮通信使は、秀吉の朝鮮出兵によって途絶えていた修好の回復が目的ですが
ちょうど日韓関係の不安定なこの時期に、初心に戻って互いに好意を伝えるよい機会になったようです

 

観ていて楽しい再現行列でした
(行列に参加もできるそうです)