新型コロナウイルスで海外旅行系ブロガー存亡の危機下、ブログ更新のため、日本人同士の結婚なのに、何の縁もゆかりもない台湾で2012年3月に挙式した実体験を掲載。あまりに費用と時間がかかりすぎ、人間関係のしがらみに左右される日本の結婚式に疑問を持ち、海外挙式を計画。38年間の人生で初めて海外に出て、そこで初めて挙式するまで全てが手探り。本企画で、コロナ明け後に一人でも幸せな挙式が出来るよう、実体験やノウハウを紹介する。
初めての国際線に乗り台湾へ向かうわけだが、昨晩から楽しみで楽しみでしょうがなかったのが機内食。
せっかくだから2人で2種類食べようということで、これが妻の分。
初めて食べる機内食はなかなかに美味い。
デザートにケーキが付き、食後のコーヒーもお代わり自由で、「これが空の旅か」と、多少なりとも金持ちになった気分。
満腹になって一眠りすると、約3時間経過して松山空港が近づく。窓から見た台北の街は、レンガなど赤い壁の建物が日本より極めて多く、妻に「日本の街並みって、灰色っぽくて味気ないよな」と軽口を叩く。
様々な手続きで台湾人スタッフと触れ合うが、誰しもがすごいフレンドリー。「ニーハオ」と「謝謝」を何回言ったか分からない。海外に慣れている妻も驚く。
さやた「やはり観光客ということで、歓迎されているような気がするな」
妻「他の国じゃ、こんなにフレンドリーじゃないよ」
空港を出て現地の地下鉄、MRTに乗り換える途中、かねてより警戒していたことがあった。
さや「・・・・・・・・・」
妻「どうしたの?」
さやた「日本人と見ると、ポケットに手を突っ込んでくる貧しい子供が一人もいないんだが・・・・」
妻「それ実際にあるけど別の国」
さやた「違法タクシーやホテルの客引きが、荷物を奪い取ろうとしてこないが・・・・」
妻「それも実際にあるけど別の国」
さやた「海外って、思ったほど危険じゃないな」
妻「あなたが38まで、海外に行かなかった理由が改めて分かった」
不安が解消されて、足取りが軽くなった。
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