いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

わたしの中学受験

2018-11-19 20:05:05 | 人生



小学生の頃、
遊び惚けて、
本も読まず、スポーツもせず。

思いついて、
中学受験を
することになった。

ちっとも特別な勉強はしていない。

受験者は、
校長の面接を
受けることになった。

校長「どうして受験するの?」
わたし「自分の力をためしてみたいんです」
校長「毎日、どのくらい勉強するの?」
わたし「ほとんどしていません」
校長「勉強せずに受験するのは好きじゃないよ」

とんでもない。
自分の一生を
校長の
「好き嫌い」

判断されたくない。

そう思ったが、
黙っていた。

とんでもないことである。
教師自身の
個人的な
「好き嫌い」

押し付けるとは。


私的な感情と
教育愛を
混同している。

今のわたしなら、
そのように、
はっきり言う。


教育愛とは程遠い
感情論である。

今なら
こういう人は、
校長にまで
昇り詰めることはない。

そういう時代だったのだろう。

勿論、
わたしは、
試験に落ち、

公立中学に進んだ。

そのほうが良かった、
と、
今は
思う。

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