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マーケティング研究 他社事例 その244 「自己治癒するコンクリート2」 ~食品成分でコンクリ補修~

2018-10-17 08:35:18 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 その244 「自己治癒するコンクリート2」 ~食品成分でコンクリ補修~


ヨンカース氏の研究グループでは、実験設備の中ですが、最大1ミリ幅のひび割れを約2か月で修復した事を確認しているとの事です。

使用しているバクテリアは、欧州の安全基準をクリアしていて、「人への感染がない添加材」に区分されています。

しかし、ひび割れを補修できますが、コンクリートの強度を回復させることは保証していません。

ひび割れを埋めて、さらなる水の侵入を防ぐだけでもメリットはとても大きいのではないでしょうか?

鉄筋コンクリートの構造物では、ひび割れから水などが浸透して内部の鉄筋に達すると腐食を招きます。

鉄の強度が落ちれば、コンクリート構造物の安全性が下がってしまいます。

実は、バクテリアを使った自己治癒コンクリートは、欧州では既に商品化されています。

ヨンカース氏らは関連する特許を取得後、2014年にバイオベンチャー企業、バジリスク・コントラクティングBVを設立しました。

製品の販売先は、地元オランダだけではなく、ドイツやベルギーでも販売実績があるようです。

日本では、コンクリートの専門業者北海道の苫小牧にある會澤高圧コンクリートがバジリスクと提携しました。

日本における独占販売権を獲得したと2017年4月に発表し、すでに日本仕様で最適な配合で発売されています。

価格は通常の生コンの2倍ほどとなっています。

バクテリアなどの原材料を欧州から輸入する為に割高となってしまうようです。

将来はバクテリアの増殖も日本国内で実施し、コストダウンを目指しています。

微生物を使ってコンクリートを補修する技術は、日本でも研究開発が進んできているのです。

愛媛大学ではコンクリート構造物に生じたひび割れを補修する技術開発に取り組んでいます。

使用する微生物は、イースト菌や納豆菌といった食品にも含まれるものの様です。

最大のメリットは大量に使用しても、環境への負荷がほとんどない事と言えます。

栄養源は微生物に応じて変わります。

イースト菌であればショ糖を入れ、イースト菌の活動を維持するためにpH調整用のトリス緩衝溶液を加えてグラウトという物質を作り出します。

納豆菌であれば、栄養源に尿素を使い、カルシウム源には酢酸カルシウムなどが用いられます。

現時点では、十分な量の炭酸カルシウムを生成するのに時間がかかりすぎるという課題があります。

実用化するためには、生成スピードを大幅に速めた微生物の探索やグラウト性状の改善が必要となってくるようです。

それでも建設現場のニーズは高いと言えます。

構造物に散布しておくだけで、ひび割れを補修するような工法が実現できるかもしれないからです。

バクテリアを使った自己治癒コンクリートは、バクテリアなどの添加材を加える分だけコストは高くなります。

しかし、ひび割れが起きるたびに補修を繰り返す場合と比べて、ライフサイクルコストを抑制できます。

また建設業に関わる人材不足の中でも、確実に寿命を延ばすのであれば、人員が少ない中でも業者の修繕の対応が可能となるはずです。


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