こんばんは。

雫石雪乃です。

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初めての方はこちらからお読み下さい。

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ちょっと前の話になりますが、M子の家でみんなでリーディングしあったことがありました。

私が友人のAちゃんのリーディングをする番になり視てみると、右の胸の脇に重いエネルギーの塊が感じられました。

「小学校の低学年の時に、何か別れがなかった？

その時に感じた、なんていうかなぁ・・・悲しみとも違う感情。

絶望みたいな、、、そういうのが溜まってる感じがする。

非情とかそういう感じ？」

そう伝えると、M子が突然、

「Aちゃん、いっつも”私って非情なのかな？”っていうよね！？すごい口癖だよね」

と思い出したように言いました。

すると、それを聞いたAちゃんがハッとして訥々と話始めました。

「そういえば、、、私、小学校2年生の時に叔父が亡くなって。。

初めての人の死だったんだよね。

でも、あんまり悲しくなくて、みんながこんなに悲しんでいるのに同じように悲しめない自分はひどい人なんだな・・・。あんなに可愛がってくれたのに、悲しむこともできない私でごめんって心の底でずっと思ってた」

そう言ってボロボロと泣き出しました。

そこからAちゃんの手を握り、ヒーリングのエネルギーを流しながら感情解放の誘導をしました。

終わった後のAちゃんはもちろんすっきり。

「信じられないぐらい体が軽いんだけど！！すごいね！！

もし、感情解放してなかったら乳がんになってた可能性もあったよね。

それが分かるぐらい体がスーッと軽くなってると話してくれました。

Aちゃんはこの2年生の時の出来事をきっかけに、ことあるごとに他人と自分を比較し、

「あの人のように優しくできない自分は非情なんだな」

「あの人のように心配できない私はやっぱり非情なんだ」

と無意識のうちに自分を責め、無自覚のままに苦しみ続けていたのでしょう。

これが昨日書いた「子供の頃からのストレスへの対処」であり「思い込み」です。

他の人から見れば「温かな光景」でしかないものが、彼女にとっては自分を責めるための材料だったのですね。そして、彼女のとったストレス対処法は

「私って優しくないんだな」

と自分に絶望したり、責めたりすること。

それをするたびに、Aちゃんの体の中ではどろっとしたエネルギーが生まれ、そのエネルギーが吹き溜りのように溜まる場所が右胸の脇だったのです。

このように人というのは、本当に無意識のうちにいろいろな思いを自分の中に溜め込んでしまうものです。言われなければ気づかない思いに気づくにはやはり、苦しんでいる、悲しんでいる、そんな自分の感情に鈍感になってしまわないこと。

ポジティブな言葉を上乗せして、本当の気持ちを誤魔化してしまわないことです。

自分の気持ちにちゃんと気づいてあげてください。

そして、重い気持ちは手放せば手放すほど心が軽やかに、そして優しくなっていきます。

軽やかな気持ちで毎日を過ごしましょう。

優しい気持ちで人や動物に接していきましょう。

自分が与えたものだけが、自分にも与えられるのだから。

怒りを与えれば怒りを。

優しさを与えれば優しさを。

嫌悪を与えれば嫌悪を。

誠実さを与えれば誠実さを。

あなたが受け取りたいのはどちらですか？？

弁財天ヒーリ