当ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、合わない入れ歯の弊害について書きます。

入れ歯は、噛む力を歯茎と残っている歯で受け止めます。

入れ歯がぴったりと顎にフィットしていれば、結構硬いものでも何でも噛むことが出来ます。

しかし、このフィッティングが悪いと、入れ歯が合わなくなり、顎の骨もどんどん痩せていき、入れ歯の安定に極めて不利になります。



 

合わない入れ歯を長期に使用していたため、顎の骨は高度に吸収している。顎の骨が痩せると、入れ歯の安定に極めて不利になる


もし、入れ歯の不具合がある場合には、我慢せずに、早めに調整や新製をしたほうが無難です。

入れ歯は作り直しがききますが、一度痩せた顎を再生させることは困難です。

入れ歯の修理や調整は、意外と時間や手間のかかるものです。

患者さんにおかれましては、この点をご理解いただけますと、大変ありがたく思います。


                     ブログランキング・にほんブログ村へ
  人気ブログランキングへ                  にほんブログ村