宿命みたいだ、あきらめな | ミ―ナに恋をして

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誰も読まない、誰も覗いてくれない、寂しくてしょうがない、甘えたい、すがりたい、泣きたくてしょうがない、でも、誰も助けてはくれない。そんなブログを書いてみよう。

宿命みたいだ、あきらめな

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」

これが常識、世間の教え

しみ込んでいる、すりこまれてる

知らず知らずに、身についている

 

飛んでみようか、ひとっ飛び

今読んでる本「娘道成寺」のその話

「女が鬼になる話」

「裏切り行為は許さない」

大蛇になって、燃やし尽くす

好いた人を呪い殺す

お能の世界、歌舞伎舞台

心模様だ、万華鏡

 

だから、女は怖いんだ

鬼になったり、蛇になったり

宿命みたいだ、あきらめな

DNAだ、組み込まれてる

骨の髄までしみ込んでいる

誰を恨むわけじゃない

生まれてきたんだ、しょうがない

ゆりかごから墓場まで

おそらく、お腹の中に宿った瞬間

レッテル、ラベル、貼り付けられる

女は、鬼だ、恐ろしいもの

 

願わくば、かすかな希望

それは間違い、ああ勘違い

そう思いたいし、そう願う

それが人情、世間の常識

女は、海だ、女神様

お腹の中は、万華鏡

俺の隠れ家、最後の砦

 

生んでくれた母、鬼嫁に

申し訳ないと、そう思う

 

飛んで見たさに、羽ばたいてみたが

着地点は、いたって平凡

つまらない話は、つまらない