小野秋は言いたい放題である

小野秋は言いたい放題である

いろんなことを言いたがる奴の放言集

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NHKの4月24日放送のクロ現で、

ビジネス界ではコアユーザの充実を図る

「ファンファースト」が流行していると報道。

 

Bリーグ・千葉ジェッツの取り組みを

一例として紹介。

しかしバスケというメジャースポーツで、

千葉という人口の少なくない土地に

毎シーズン優勝争いするチームがあれば

来場客数が増えないほうが不自然である。

 

なのに試合前のダンスや

トイレの綿棒を取り上げるという着眼点。

ハード面の充実も重要ではあるが、

ダンスや綿棒の有無で来る客は

コアユーザーなのだろうか…

 

一方、福岡ライジングゼファーが

資金不足でB2へ降格したことを報道。

観客数が伸び悩み、無理な選手補強で

人件費がかさんでいるという。

 

チームの実情に合わない無謀な補強で

チームをダメにするパターンは

サッカー界では枚挙に暇がない。

日本のスポーツクラブ経営者は

そんなことも勉強していないんですかね…。

 

戦略云々以前に経営者としての能力に

問題があるとしか言いようがない。

ビジネスの基本システムを無視

結局、勝てるチームは客が来る、
負けるチームは金を払ってまで見たくない。
それがスポーツビジネスの本質である。
 
ダンスや綿棒があろうがなかろうが、
強い千葉ジェッツには魅力があるし、
福岡にはそれがなかった、それだけである。
 
他に成功例として野球の横浜DeNAや
製菓会社のカルビーが挙がっていたが、
スポーツ観戦や菓子は経済状況によって
真っ先に節約される類の商売である。
 
こういう業界のほとんどが、
2000年代後半からリーマンショックや
東日本大震災の影響で業績を落としている。
もとより良質なコンテンツや熱心なファンを
持つ会社にとっては、普通にやれば
V字回復は至極当然の結果なのである。
 
瑣末なことに目をやって、
それが回復の要因であるかのように報道している
NHKは何がしたいのだろうか。

サッカー界に関する知識のなさは折り紙付き

Jリーグ・コンサドーレ札幌の成功例も紹介。
はいはい。札幌も最近強いからね。
当たり前でしょ。
 
タイ代表チャナティップの加入を紹介。
確かに東南アジアでのJ人気はあって、
そこに目をつけたJリーグは賢い。
 
しかしある選手目当ての客やスポンサーは
所詮そのときだけのボーナスみたいなもの。
番組前半の安定経営の話とは真逆じゃないか。
 
番組のコメンテーターがバルサファンらしく、
バルサは独自のサッカーでどうこうと言い出した。
だが最近はそうでもないし、
スペインリーグはバルサとマドリーの2強だけが
莫大な放映権料を貰っている。
 
リーグで上位に入りチャンピオンズリーグに出れば、
またまとまったお金が入ってくる。
下位のチームとの格差は広がる一方だから、
はぼ半永久的に巨額の移籍にお金を使える。
バルサが賢いというより、
バルサに頭が上がらない人たちが
バルサに有利なように仕組みを作っているだけである。
 
結局は強いチームが正義ということだろうけど。

ダ・ゾーンへのいちゃもんがひどい

Jの放映権を買っているダゾーンの担当者が
スタジオに出席。
しかしまあ質問者のレベルが低い低い。
 
入院患者や高齢者などの弱者が
スポーツを見られなくなるとの批判。
は?知らねぇよ。
 
それはダゾーンの責任なのか?
見たい人がどうにかする問題だと思うんですけど。
なんで見せる側の義務になるのか。
税金でクソつまらん番組ばっか作ってるNHKが
放映権を買ったらいいでしょ、もう。
 
放映権料がクラブの経営努力の妨げに
なるのではとの質問まで飛び出した。
ちょっとばかし放映権料が入ったくらいで
経営努力を怠るような人間が淘汰されればいいだけ。
 
そんな意識の低い経営者は存在価値がないし、
そんな議論をしてる時点でもうダメだ。
 
そんな酷い質問にも丁寧に笑顔で答えていく
ダゾーンの担当者。
これがクソメディアと時代の最先端を行くメディアの
違いなんだなぁ…と思ったきょうこの頃。