その4からだいぶ、開いてしまいました💦
もう30年以上前のことなので、
あやふやなところもあるのですが…
とにかく、
まとまったバイト代も入ったので
夏期講習の始まる多分
3日くらい前だったと思うのですが
熊本発の朝5時の鈍行列車に乗りました
すっかり気分は
日本海の荒波に向かって
「バカヤローっ!」
一色だったので、
財布と
五木寛之さんの「地図のない旅」の文庫本…
他の荷物もろくに持たずに
ホントにアホでした
しかし…
ホントに無計画な極みで
鈍行列車がそんなに早く進むわけがなく…
朝5時に出たのにお昼過ぎても
まだ九州を脱出していない
さすがに焦りました💦
こんなんでは、鳥取砂丘どころか
山口県で日が暮れてしまうことに
ようやく気付き
「萩」の手前の無人駅に
降り立ってしまいます
確か「特牛」と書いて「こっとい」という駅でした
なんでそこかい!と言われれば
本当に何も計画性もなく
時刻表のあの歪んだ地図を見て
比較的、海に近そうな気がしたからと
記憶しているのですが…
降り立って愕然とします
まぁ、見事に山の中
次の汽車来るまで一時間以上💦
仕方なく、その無人駅から道に降りて、
右とも左ともわからない道を
歩き始めます。
道はあまりにも山奥らしく、クルマも通りません
だんだん日も暮れてきそうになって来た頃、
ようやく一台のバンが通りかかり、
私から何か声をかける前に、
向こうがクルマを止めてくれました。
「君、こんなところで何やってるの!?」
声をかけてくれたおじさんに対しても
まだ気持ちが入っていた私はかっこつけて、
「海が見たいんです…」
若気の至りというか…アホというか
まぁ、そんなこんなで
その親切なおじさんがクルマに乗せてくれることになりました。
以下、続くー
さて今日も数学の1分動画を載せておきます
頑張りましょう