Danmeeさんの記事です
5月13日の記事も振り返ってみますね。
この記事、読んでなかったので
14日裁判がありました。
その後和歌山へ行っていたので振り返ることもできず
今日の帰りになってバスの中で裁判の記事を読んでました。
そして自分の心とも向き合いながら
皆さんも裁判のあとどう考えましたか?
ユチョン 麻薬疑惑を認めるも日本と韓国の「ファン心」が相反する理由
https://danmee.jp/knews/k-pop/yuchun-news-3/
5月13日の記事
自信あっての記者会見だから信じる
多くの日本人ファンは、記者会見でのパク・ユチョンの姿を鮮明に覚えている。
自身へ向けられた疑惑を乱れることなく、落ち着きを保ったまま時には強い口調で否定していたユチョン。
その姿を目にした日本のファンは「安心した」「信じたい」と口を揃えた。
そして4月26日、ユチョンが容疑を認めたと報じられても信じ難いという反応を見せている。
ファンの多くは「自信がなければあのような記者会見はできない。韓国の調査当局も信用できない。」と思っているようだ。
もし検察側が、虚偽事実を告げることにより、警察の調査を妨げたと判断したら一般的な「麻薬類管理法違反法」より重い形を求刑されるリスクもある。
パク・ユチョンが記者会見を敢行した背景には、それに相応する「確固たる自信と証拠」があったに違いないという見方である。
韓国調査当局への不信を語るにも、一連の捜査プロセスにおいて不可解な点が多かったためだと言える。
隣国の司法機関であるから「理解が不足する」だけで説明が付かないものが多い。
国民に対する欺罔行為は許せない
一方韓国のファンの反応は冷ややかだ。
日本のファンが思うような「確固たる自信と証拠」よりは「重度の虚言癖」と受け止めている印象。
その背景には昨今世間を騒がせている男性芸能人への不信感が大きく作用しているように見える。
元BIGBANGのメンバー・VI(スンリ)のバーニングサン事件により明らかになった数ある不祥事に疲れを訴えていた韓国ファン。
彼らは今回のパク・ユチョン事件を受け「お前もかよ!」という嘆きの声を上げているのだ。
もちろん自白が行われる前は、韓国ファンの間でも記者会見を行ったのは、それに相応する「確固たる自信と証拠」があるという空気が感知されていた。
しかし、自白したと報じられた後は、自身の罪を隠しつつ堂々と無実を主張する記者会見を開いた重度の虚言癖患者だったという世論に急激に変わっている。
韓国のファンと国民は、今回の事件を「ある有名アイドルの麻薬事件」ではなく「男性芸能人の間に蔓延している麻薬カルテルとの密接な繋がり」としてバーニングサン事件の延長線にあると信じ込んでいるかも知れない。
不可解な点を説明するという責任
パク・ユチョンは自白した。
しかし、真実が明らかになったにも関わらず「自白を信じていいの?」「裏工作があるのでは?」というどよめきが止まらない。
それには、捜査過程で不可解な点を多く残したまま、容疑者の自白を得たで事件を締めくくろうとする捜査当局にも責任がある。
その「説明責任」が果たされてない限り、今回のパク・ユチョン事件は、麻薬類管理法に基づく取り締まりではなく、何かを隠すため「魔女狩り」という非難を避けることは難しくなるかもしれない。
捜査当局が納得いく「結果」ではなく「ファン心」が納得いく「結果」でないと、この事件は終わっても終わりではないから..
パク・ユチョン 初公判で事実を認め涙..「信じて下さった方に申し訳ない」
https://danmee.jp/knews/k-pop/parkyuchun-topic-2/
6月14日、元JYJのパク・ユチョンの麻薬疑惑に対する初公判が行われた。裁判所にはファンも詰めかけてパク・ユチョンを見守り、彼の涙にファンも共に涙を流した。
今月14日午後、水原(スウォン)地方裁判所では麻薬類管理法違反の疑いを受けているパク・ユチョン(ハングル 박유천)に対する初公判が行われた。
裁判の様子
裁判所には、裁判を傍聴するための取材陣はもちろん、彼のファンたちも詰めかけた。
パク・ユチョンは午後2時過ぎ、拘束される前の色落ちした明るい髪色で、茶色の囚人服を着て法廷に現れた。
裁判開始前、生年月日と住所を答えたパク・ユチョンは、職業を問う判事の質問に対してしばらく迷った後「芸能人でした」と短く答えた。
この日パク・ユチョンは、自身の弁護人が弁論を伝えている途中に涙を流し、最後の反省文を読み上げる際に感情が込み上げて嗚咽。
この姿に、傍聴していたファンたちは共に涙を流し、彼の気持ちを理解するような姿を見せて、変わらぬ応援と暖かい視線を送っていた。
また一部のファンは、求刑内容を含み裁判中に語られた事件内容を細かくメモを取る姿も見えたという。
弁護人の説明
この日の裁判でパク・ユチョン側の弁護人は、公訴事実をすべて認めると発表。
警察での陳述ではなく、検察での陳述に同意すると訂正した。
パク・ユチョン側の弁護人は「被告人(パク・ユチョン)は、容疑を認めて深く反省している」とし「公訴事実に記載したように、ファン・ハナ氏と共に麻薬を使用した経緯については一致していない部分がある。パク・ユチョンが自ら選択した行動であり、自身の過ちの責任を転嫁するつもりはない」と伝えた。
また「2017年1月、ファン・ハナ氏が麻薬をしているという事実を知らないまま出会い、結婚を進めていく過程でこの問題を知った。(別れた後にも)愛情が残り、癒えない傷により麻薬という極端な行動にまで至ってしまった」と説明した。
パク・ユチョン反省文
裁判の最後に、自らが直接書いた反省文を読み上げたパク・ユチョン。
彼は「拘束された後、家族や知人が面会に来てくれた際、彼らの涙を流す姿を見て、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と語った。
さらに「信じてくれていた方々にどれだけ大きな失望を与えたのか、本当に大きな罪を犯してしまったと心から感じています。誰かを恨むのではなく、今後は大切なものを失わないように生きて行きたいです。自分自身にも恥ずかしく、信じてくださった多くの方々に心配をかけてしまい本当に申し訳ございません」と涙を流しながら頭を下げ、言葉を詰まらせる場面もあった。
疑惑と求刑内容
パク・ユチョンは今年の初め、元恋人であるファン・ハナと共に3回にわたってヒロポン1.5gを購入し、その一部を7回にわたって使用した疑いを受けている。
ヒロポン1.5gは、一度に最大50人が使用するような分量であり、この中の一部をソウル・龍山区(ヨンサング)漢南洞(ハンナムドン)のファン・ハナのオフィステルなどで投薬した疑惑を受けている。
初公判の日、検察はパク・ユチョンに、懲役1年6カ月と罰金140万ウォン(約13万円)を求刑、執行猶予判決時に保護観察および治療措置を要請すると付け加えた。
判決は、7月2日に言い渡される予定だ。
パク・ユチョンの捜査から見えたこと
今年4月、ファン・ハナの供述により、麻薬の使用疑惑で調査を受けることになったパク・ユチョン。
緊急記者会見を開き容疑を否認していたパク・ユチョンは、警察に自ら出頭してまで容疑を否認..しかし検査の結果、陽性反応が出ると自白をした。
捜査段階から麻薬の確信犯にされたパク・ユチョンは、国民からムチを打たれてきた。
各種メディアは、麻薬の検査、家宅押収捜索など、刺激的な記事のタイトルで彼の犯罪を幾度も取り上げたが、 記事内容を詳しく見てみると、麻薬の簡易検査では陰性、証拠もなかなか探すことが出来なかったにも関わらず、タイトルだけであたかも麻薬の確信犯になったような描写がされていた。
今、韓国でイシューになっている重要な事件が多い中で、なぜパク・ユチョンの事件は先に徹底調査をし、初公判で早くも求刑が出されたのか..
故チャン・ジャヨンの性接待事件、キム・ハクウィ元法務部次官の別荘性接待事件、クラブ・バーニングサン事件..これらは現在、韓国国民が徹底した調査を促している事件だ。
これらの事件では、関連した人物が処罰を受ける場合が殆どない一方で、国民の関心が一時的に傾く事件に対しては徹底的に調査をして記事化するこの現実..
権力の癒着型事件が大きな話題になると、枝分かれした小枝だけが話題となり、その本質はいつの間にか消えて無くなっている。
一体彼らは何を隠そうとし、なぜ国民の視線を他に逸らそうとするのか..これからは冷静で客観的に記事の本質を見抜いていくことが必要だ。
※故チャン・ジャヨンの性接待事件:
所属事務所の強要により性接待を余儀なくされ、2009年に自殺した女優チャン・ジャヨン。チャン・ジャヨンが、自殺する前に作成したと見られる文書が公開され韓国芸能界の暗い断面が表れ大きな衝撃を与えた。
韓国の最有力メディアの一つ、朝鮮日報のオーナーがチャン・ジャヨンから性接待を受け、その事実を隠ぺいするために捜査機関も加担したという疑惑が持ち上がった。
※キム・ハクウィ元法務部次官の別荘性接待事件:
キム・ハクウィ元法務部次官が、検事だった2006年江原道のある別荘で性接待を受けたとされる事件。
性接待に動員された数人の女性が「キム・ハクウィに性暴力を受けた」と暴露したが、キム・ハクウィ本人は否定している。
性接待の動画が公開され、警察捜査段階では動画の中の男性がキム・ハクウィであることが鮮明に映っていたが、検察捜査段階で動画の画質が悪くなり、検察がキム・ハクウィを守るために組織的に隠ぺいに働いたという疑惑が持ち上がった。