トレジョさんのセントパトリックデイ期間限定商品のソーセージ、「バンガーズ」を使ったバンガーズ&マッシュ。 初めて買って使ってみたものを、この時のマッシュポテトに入れました。
右側の芽ねぎのお寿司に乗っていそうなもの、チャイブです。(ちなみに左はセージ)
タイミングによって、売られているものの太さが変わるチャイブは、欧米レシピによく登場するハーブのひとつ。
でも彩りのためにふりかけたり、だいたい「おまえ脇役だな!?」臭プンプン。使ったこともない無知さと相まって、レシピに登場してもずっと、省いてきました。
でも今回、なんとなく手が伸びて。私的新食材となりました。
しかしこれは、買っていい!いや、日本人は逆に買っていこう!
チャイブなんてこじゃれた名前がついていますが、この味は日本人に馴染み深い、わけぎ、もしくはあさつきです。
これとか、 |
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これ。
ネギよりももっと香り高く上品な、懐かしいあの香りと味が、このチャイブからするなんて!予想外!
かじってみた瞬間、目がまん丸になりました。どうしてもっと早く買わなかったの!?私!? それぐらい馴染みのある味!
マッシュポテトに入れたとき、淡白なところに風味を足してくれて、確かに美味しかった。
私は彩りだと思って省いてきたけれど、入れた方がより美味しかったものが、きっとあったなと思うぐらい、いい香りがふわりとします。それがわけぎの香りなら、その料理はより好みだった気しかしない。
そして。それこそわけぎやあさつきのように、日本ごはんの薬味としても使ってみて!と誰彼構わずオススメしたい。納豆、鍋、ポン酢、焼き魚。絶対あう!
私は得意ののっけ後ご飯のとき、ご飯・焼いた卵トマト入り・しらす・焼いたエリンギポン酢味の上に乗せたら、いいアクセントになってくれました。
ということで、使い終わった後のチャイブの根っこは植えました笑 早く出ておいで〜。洋食和食問わず、たくさん使っちゃうよ!
今回買ったチャイブは、
このLivingシリーズのもの。
アメリカ系スーパーマーケット(トレジョさん以外)には大抵置いてある気がする、
根っこ付きハーブのシリーズです。
根っこがついているということは、鉢植え状態と同じことだから、まだ生きているハーブ。
でも日本人日本人の母の反応は「サルモネラ菌大丈夫なの?」でしたが。(その後、根っこ植えたら生えてくるよ!と伝えたら、「いいねそれ!」と、コロっと方向転換していました。)よく洗って使いましょう。
日系スーパーマーケットのニジヤにも、根付きレタスが売っています。他にもどこかで根付き商品を見た気が。この系統のものが増えているようにおもうのは、気のせいでしょうか。
根っこを植えちゃうなんて、ちょっとおばさんチック?と思いましたが、
説明に植えてもいいよ!と書かれていました。よかった笑
水につけてもいいよ!と書かれていたので、
今回こんな風に根を水につけて、外に出しておきました。でも成長を遅らせてくれる冷蔵庫保存の方が、長持ちする気がします。
外に出しておくことも、メリットはあります。
忘れない!
(左から、パクチー、チャイブ、セージ。この日は、3種のハーブが鎮座していました。)
アメリカに来て変わったことのひとつは、ハーブが、特に生ハーブがものすご〜く!身近になったこと。
アメリカのスーパーマーケットの冷蔵コーナーには、パックに入った、物によっては輪ゴムで止められたハーブが並びます。
しかも大抵ひと束の量が多い。特にパクチー、普通/イタリアンパセリ、ミントは、野菜のような量です。
最初はこの量にびびり手が伸びず、そのうち買ってみるもののダメにしてしまうこともありました。
最近は、やっとでしょうか。だいたい使いきれるようになりました。使い切れなかったら冷凍しちゃいましょ〜!と、切り替えられるようになったのも、大きいかもしれません。
そんな私の一番の大敵は、目的のことに使ったら、そのハーブを忘れてしまうこと!忙しいと特にですが、頭からすっぽり抜けてしまうことが、よくあります。
そんな私の理想は、目のつくところに置いておくこと。それが難しい時期もありますが、料理する場所の目の前に置いておくのが、今の私のベストです。
しかしハーブが置いてあるキッチンの写真て大抵おしゃれなのに、昭和感しかない。平成終わるし、ここアメリカなのにな、、、。
私的新食材だぞ!と勇んで買ってみたら、好きな日本の味がしたハーブ。これからたくさん使っていきたいチャイブです。
ハーブも野菜も、結局は植物です。
野菜を保存する時、冷蔵庫に入れていても、その植物のあり方を加えてあげる方が元気です。
例えば、生えている方向。ホウレンソウなど、葉物は寝かすのではなく、立てて。トマトは室温で追従させてから冷蔵庫に入れた方が、美味しいとか。
この日あったパクチーは、根っこのついていない、一般的なものでした。
切られているハーブをそのまま保存するときは、切り花と同じ要領で水揚げのための水切りをまずします。
水切りとは水の中で、茎を切るとこ。ハサミは切れ味抜群のものを使い、そしてハーブだとちょっと難しいけれど、斜めに切ることを気持ち気にしながら。
そして花瓶に花を生ける要領で瓶にハーブを入れて保存。葉っぱは腐敗の原因になるので、水が浸かる位置より下の葉は取っておきます。
冷蔵庫に入れるとき、葉の部分だけビニールをかぶせると、乾燥も防げるので、よりいい気がします。
ひとつずつ、元気に野菜を保存する方法を、身につけていきたいです。