全国少年柔道大会 | 鳳雛塾blog

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新潟県新潟市の少年柔道チーム鳳雛塾(ほうすうじゅく)の子供達の奮闘記、指導者の思い、練習や試合の様子を綴ります。

5月5日
第38回全国少年柔道大会に新潟県代表として出場しました。

2001年の初出場から
今年で14回目の出場となりました。


数年前から出場できた時には
大会前日に講道館柔道発祥の地である台東区の永昌寺を見学させていただいております。



そして
前日の合同錬成のとき
大道場にあがって最初にすることは
大道場正面向かって右側に掲げられた
「嘉納治五郎師範の遺訓」を見せて読み上げます。

ということを必ずやっています。
内容は度々説明しているので、嘉納師範が揮毫されたものではないですが、講道館に掲げられているということでその実物を子供達に見せてあげています。

昨年は出場できなかったので、今年は六年生全員に見せてあげることができて良かったと思います。





合同錬成では

アテネ五輪金メダルで
全日本代表コーチの鈴木桂治先生の柔道講話


先日の全日本柔道選手権大会優勝で
リオ五輪銀メダリストの原沢久喜選手


世界柔道選手権大会65㎏級三連覇で
ロンドン五輪、リオ五輪の道場メダリストの
海老沼匡選手


リオ五輪代表で、今年の世界選手権代表の
田代未来選手


今年の世界選手権代表の大野陽子選手

の技の講習が行われました。











合同錬成終了後
監督会議までの時間に講道館の史料室を見学しました。

「無心にして自然の妙に入る 無為にして変化の神を求む」幕末の英雄 勝海舟が嘉納師範の形の演武を見て感嘆され、この言葉で表現され揮毫されたものです。



そして
5月5日の試合です。

予選リーグ初戦
子供達は緊張している様子でしたが
思い切り攻めて一本取ったり
思い切り攻めて返されたり
返されたポイントを最後まで諦めずに
追いついたり…

良い試合をしてくれましたが1-3で負けてしまいました。

予選リーグ二試合目
緊張もほぐれて、それぞれが良い試合をしてくれて、4-1で勝ちました。


結果予選リーグで敗退しましたが、勝った試合も負けた試合もスコアほどの差もなく、子供達にとって非常に良い経験となりました。

子供達にとって
単に試合をするためだけの全国大会に終わらないために、いろんな学びや気づきができるように話しました。


またそれを活かしていってほしいと思います。