9月になったある週末、
もうバカンスは終わりなはずなのに、
浜辺は人でいっぱいです。
太陽の熱い陽射しがあれば、
さあ、行こう!と
迷わず、海に行くフットワークの軽さ。
こんな透き通った海の色を見ていたら、
完全降伏してしまうのも
わからなくはありません。
明日、テストがあるから、、、
来週までに終わらせなきゃいけないから、、、
そんなことを理由に、
ちっとも遊んで来なかった過去の自分は、
そのとき味わえたはずの
貴重な経験や
楽しみごとを
一緒に置いてきてしまったのかもしれません。
人よりも、
早く、早く、
上へ、上へ、
なんの疑いもなく、
あくせくと空を掻いてきましたが、
のんびりと水を掻いているときの
心地よさったらありません。
あまり進化しないイタリア人たちですが、
逆に学ぶこともあるなぁ...
なんて、
長いイタリア生活をしていると
そう思えてくる自分がいたりするのです。