SEPHORA★セフォラ | フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリ在住19年のTomomiが、フランス本場アロマテラピーや自然療法のお話、日常生活をお届けします

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

 

最近、私が出没している場所、それはセフォラ

昔、日本でも展開していましたが、撤退しましたよね。。。

うーん、フランス人と日本人は働き方が違うからダメなのかなーと

カルフールが撤退した時にも思いました。どうなんでしょうか。

 

ま、それはいいとして

セフォラなんて、在仏17年で入ったことは5、6回という

本当に行かない場所でした。

ところが、ここのところ、セフォラを見かけてちょっとでも時間があれば

立ち寄っています。

 

メイクプロダクト。。。は、あいにくよくわからないので素通りですが

お目当は香水

今売られているメジャーな香水のラインナップは素晴らしい。

ムエットも用意されているので、行けばいくつかの香水をムエットにつけて

しばし嗅ぎ比べをしています。

 

新作なんかも嗅ぐことができるので、トレンドがわかりますねー。

そして有名だけど香りを知らないものも、意外と見つかります。

ムエットにつけて、香りを嗅いで、分析して、想像して。。。

これが結構面白いのです。

 

先日は、Christian Diorの新作JOY(今年9月発売)とL'OR(J'ADORE)を嗅ぎ比べ。

JOYは可愛らしい軽い香り。

L'ORは甘美な重めの香りでした。

こういう第一印象はすぐに言葉になるのですが

では、どんな原料が入っているかとなると。。。

JOYは、トップに柑橘、ミドルにジャスミンと何か果実の甘い香り

ベースはムスクとヴァニラが感じられました。

でも、香水自体にピンクの色付けがされているので、多分ローズも入っているのでは(単純?)。

L'ORは、ジャスミン、チューベローズ、ヴァニラ、ムスク、シダー

あと、ほんのりスパイシーな香りがします。

二つを嗅ぎ比べながら、何が入っているかメトロでずっと考えていたのでした。

香水マニアの方や調香師だったら、的確に言い当てることができるかもしれませんが

私はここで限界。

私の好みでいうと、断然L'ORでした。

皆さんはどちらがお好きですか?

 

ちなみに新作JOYは、南仏に行ってた時にビューティーのお店に掲げられた

大きなポスターで知りました。

JOYとは随分大胆な名前をつけたなーと思いました。

1930年に発売されたPatouの香水がJOYです。

第二次大戦前の大恐慌で多くのアメリカ人顧客を失ったパトゥが

忍び寄る戦争のつかの間の贅沢という感じで発表したものです。

天然のジャスミンなどの原料や高価な原料をたーっぷり調合して

香水界のロールスロイスなんて言われています。

 

そんな歴史的な香水の名前をつけちゃっていいの?

と思いましたが、今はジャン・パトゥもディオールもLVMHグループ傘下になったのでアリのようです。

いや、それにしても、かなりの自信作なんでしょうね。

J'adoreも調べてみたら、1999年に発売開始とかなり昔。

最近かと思っていました。

しかも、2013年にはフランスで一番売れている香水となったそうです。

それ以来ディオールは香水を出していない(らしい)ので

20年ぶりの新作に期待が集まっているのですねー。

 

へえー。

香水は、買うとなるとちょっとお高いので、本当に好きなものしか買いません。

ですが、セフォラという強い味方がいるので、好きじゃない香りも試香ができて助かります!

ムエットを持ち帰れば、ベースノートまでしっかりわかりますしね。

ちょこちょこ出没しているおかげで、好きな香りも幾つか見つかりました。

もっと吟味して、いつか大好きな1本を買いたいと思います。

 

 

こちらがDiorの新作JOY

この広告からも香りのイメージ浮かびませんか!?

(画像はSephoraのHPより拝借→