母の施設(特別養護老人ホーム)では、水曜を
除く平日に、各ユニットから希望者が集まって、
それぞれが出来ることをやっています。

棒編み、鍵編み、などの編み物や刺繍。
母がやっている運針とか。

塗り絵をやっている人もいるし、水彩画を
描いている人もいます。

中でも、猫の佑介君のお母さんは、様々な
アイデアを思い付き、なんでもチャレンジ
される方です。

或る日、お友達からアクリル毛糸を沢山貰った
ということで、たわしを編み始めました。

野菜シリーズで、パプリカ、茄子、トマトなど
独自に編んでおられます。

施設に慰問に来てくれる保育園で、お店屋さん
ごっこがあるとかで、それじゃあと、すぐに
作り始めたのが、手持ちのビーズでネックレス。


なんで、そんなにアイデアが沸くのか聞いて
みました。

夜、寝ているときに、そうだ!、あれを作って
みようとか閃くのだそうです。

そして、作るときのことを考えるとワクワク
されるのだとか。


アタクシも、施設に入ったときのことを考えて
好きで出来るものを見つけておきたいと思います。
認知症を発症する前に。

母は、佑介君のお母さんの手元を見て、言う
のです。

手の器用な方よね。アタシはダメだわ。

おっかさん、アータだって、色々とやってた
やんか。

デッサン、油絵、娘の洋服、刺繍、レース編み、
覚えてるよ。

そういうことも、忘れてしまったんよね。

012

(これは、茄子。蕪も頂いたのですが、写真を
撮る前に使ってしまいました。)

佑介君のお母さんは、毎週火曜日の喫茶に、
絵を描いて出して下さっています。

今日の絵は、成人式の着物姿。

素敵で、入所者の皆さんに好評でした。


ブログをお読み下さって有難うございました。
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