昨日は水曜日。
週に一度の耳鼻科への治療と定例の女子会で
東京へ行っていました。
定例の女子会、もう10年近く続いています。
女子会の中では、一番年上のアタクシ。
当時は、50歳ちょい出たところ。
ですから、アタクシの下の年代の女子達は、
アラ還となっています。
そのうちの一人は、お母様が認知症の症状が
出てきているとかで、姉弟が集まり、家族で
話し合いをしているそうです。
どうして、認知症だって思ったの？
突然、母から電話がかかってきて、頼んでない
布団一式が届いたと言ってきたんです。
すわっ、これはオレオレ詐欺の一つではないかと
送り元を見ると、あの通販の〇ャパネットさん。
抗議の電話を入れましたよ。
すると、たいしたもので、ちゃんと通話記録が
あり、聞かせてくれたんです。
すると、母がちゃんと頼んでいたんですよね。
これをきっかけにして、えっ？！、それって、
ほんとにそうなの？ということが増えてきた
そうなのです。
お正月に実家へ行ったときに、母にとお年玉
ではないけれど、ちゃんと、話をして渡して
きたのに・・・。
それなのに、電話が来て、お年玉袋にお金が
入ったのがあるけれど、誰が忘れて帰ったのか
と聞いてきたんです。
なるほど、いきなり、記憶力が低下したようで。
母の場合はどうだったかと思い出してみました。
実は、母の認知症初期の頃のことを、ヤフー
ブログに載せていたのですが、それを移行する
のを忘れてしまいました。
ヤフーがブログを閉鎖したことに気が付きません
でした。
こうやって、どうだったかと記憶を辿るときには
もう一度、記録しておこうと思います。
おかしい？と思ったきっかけは、M.ダックスの
ブーケの獣医さんのところへお中元を持って
行ったあとのこと。
そろそろ、ブーケのお医者さんにお中元を持って
行かなきゃね。
何言ってんねん、先週の初めに、一緒に病院へ
持って行ったやんか。
持って行ってないわよ。絶対に。
母は持って行ったと言い張ったのです。
それもおかしいと思いました。
もともと、気の強い性格ですから、言い張る
のはわかるのですが、言い方がいつもと違い
ました。
ブーケの病院は、車を使わないと行かれない
場所にありました。
それを言うと言い張ることをやめました。
昨夜、女子会が終わって、次の回の再会を
約束するときに、アタクシは彼女に言いました。
これからが、大変よ。
行き詰ったときは、いつでも連絡して。
私は、若いころから母と折り合いが悪くて。
母を腹立たしく思ってしまうの。
その時は、連絡します。
だんだん、アタクシも10年以上も前のことを
忘れて行きます。
しかし、先の見えない暗黒のトンネルのように
感じた在宅介護。
その思いだけは、忘れられません。
ブログをお読み下さって有難うございました。
応援、よろしくお願いします。
人気ブログランキング
にほんブログ村
コメント
コメント一覧 (8)
母は1月17日の午前0時21分に亡くなりました。前日の午前中から急変し発熱し心拍数が上がり、その状態がずっと続いたのですが、日付が変わった途端に不意に力尽きたように心臓が停止しました。認知症になり、駆け足で進行し続けた母らしい最期でした。
葬儀場で納棺師さんにお気に入りの着物を着せてもらい化粧してもらった母は、驚くべきことに認知症を発症する前の顔に戻っていました。私はもう認知症になる前の母を忘れ果てていましたが、棺の中で穏やかに眠っているような若々しい母を見て素直に泣くことができました。
在宅介護の頃、深夜に外に出歩こうとする母を止めようとして何度も怒鳴り合いました。寝ずの番に疲れ果てた私は、使命のように徘徊に出ようとする母の後姿を眺めながら「このまま止めなければ母はどこかへ行ってくれる。そうすれば私は救われる。」と思ったこともしばしばあります。いわば間接的な介護殺人を企てるほど追い詰められていました。
だから母が特養に入所した時には何の寂しさも無かったのですが、若かった頃に戻った母の死に顔を見てからは切々と寂しさを味わっています。
若い頃も母は毒親で私は苦しめられましたが、認知症という病気はそれを凌ぐものでした。
母の施設での滞在日数はわずか1年8ヶ月。88歳の往生は早くもなく遅くもなしでしょうが、認知症となってからの最晩年が不運だったなと思います。
今は家では2匹の猫に癒されています。母が駆け足で逝ってくれたから私はあんず様を追い抜いてしまいましたが、追い抜いて解ったことは、頻繁に面会されるあんず様の姿勢は正しいということでした。
あの日に戻りたいとは思わないけれど、してやれる事は何かあっただろう。今思えば、母は母なりに認知症と懸命に闘っていたのかもしれません。まさに後悔先に立たずということでしょう。
あんず様、ブログをお借り致します。
福童様のお母様のご冥福をお祈りいたします。
改めまして、こんにちは、あんず様。
後輩さんのお気持ち、分かります。
あたしも母とは不仲でした（母はそうは思っていないようですが）
でも、あんず様が仰るように、自分の記憶も定かではなくなるのです。
こうして、ブログという形ではあっても記しておくことは大事なように思います。
見事に、たった今の行動を忘れる母。
「～したのよ」と、教えても、「そんなことをした覚えはない」と、なってしまいます。
最近、頭痛の内容が違うのです。
キーン・・・耳鳴りの様な頭痛。
血管が切れるのではないか・・・そんな恐怖を覚えます。
トイレに行く後ろ姿に「蹴り」を入れたくなりました。
福童様の最後の文面。
「後悔先に立たず」重々分かっていても、今は未だ優しくなれない、情けないあたしです。
はるの避妊手術が2月10日に決まりました。
今日の心療内科は母と父にいってもらいました。
母が心電図をとったら心筋梗塞の波形が出て今度大きなところで診てもらうそうです。
自転車にのれないので駅まで歩かないといけません。更年期でめまいがするわ
息切れがするわで休み休みいかなといけません。
これから以前乗れていた自転車に乗る練習をするつもりです。
女子会も楽しそうですね。私はそういったものがないので猫をかったんですよ。
福童様、何の知り合いでもない私なんぞが図々しくすみません。でも心より一言申し上げたくて…福童様のお母様のご冥福をお祈り申し上げます。
あんず様のblogを読ませていただく際には、必ずコメントも一緒に読ませて頂き、コメントにも励まされる事もしばしばでした。
『ひんぱんに面会をされるあんず様の姿勢は正しい』のお言葉に、涙が溢れて止まりません。
全く来ない姉に不満を訴えても、「そんなに困っとるなら施設に入れればよいし、いやなら世話しに行かなければいいのに」ぐらいに考えてることが手にとるようにわかる…
そうなると世話しに実家に通う私が馬鹿なの⁉️と自問自答してしまうが、やはり実母の姿が哀れでほってはおけず、でも行けば同じこと言われたり聞かれたり、頑固に行動する姿にイライラして…悲惨な介護ニュースも決して他人事とは思えない、思わずやってしまったその気持ちがわかるとまで思えるほど…
『頻繁に面会される姿は正しい』のお言葉に救われる気持ちです。
実母に対し、あれ⁉️と思ったのは、3年前実父が危ないかも…と、まとまったお金を下ろしてきたはずなのに、「ここに何でかたくさんのお金あるけど、何のお金やろ？」と私に尋ねた時でした。午前中に下ろしてきたのに、忘れた⁉️と思いましたが、実父の最期が迫ってきて動揺してるだけかも…と思いたかった私もいました。
あんず様、以前のコメントの漢字間違い、失礼致しました。
コメントを読んで、まさか、こんなに早くと思いました。
病院へ入院されたのは、12月のクリスマスの頃でしたよね。
ゼリーを召し上がれるまでになられていたのに。
お母様のご冥福を心からお祈り申し上げます。
認知症になる前の顔に戻る・・・。
わかるような気がします。
母と同じような認知症の方々が、一人欠け、と
寂しくなります。
頻繁に面会に行くのは、やはり、在宅介護を放棄したと
思う後ろめたい気持ちの上です。
母をあの世に送ったとき、どう思うかなんですが。
お寂しいことでしょう。
私もいずれ、寂しいと思うのでしょうか。
まだまだ、お忙しいことと思います。
お風邪を召しませんように。
認知症初期の悪魔だった母のこと。
今は、その片鱗はなく、あれは何だった？という
曖昧な記憶だけになりつつあります。
在宅介護中は、ほんまに、「死んじまえ」でしたが、
施設に入所させてからは、優しくなれるときも出て
きました。
今、思うのは、親を疎ましく思っていい、
トンネルの出口の光が見えるときが、必ず来るんです。
いつもと違う頭痛、それは、ちゃんと、診て貰って下さい。
私は横須賀に引っ越しをしてから、おかしな痛みの頭痛が
あったので、脳ドックを受けました。
ラクナ梗塞（生命にかかわるものではなく、老化に近い）
であることがわかりました。
その後、食生活を変えました。
そそ、トイレへ行かれる後ろ姿に、実際に、
蹴りを入れてもいいんです。後ろに目はありませんから、
やりましょう！
お母様の心臓も心配ですね。
はるちゃんは、可愛いから、お父様もかわいがって
下さるのでは？
通院するのも、気を付けて行って下さいね。
どうぞ、お大事に。
介護については、皆さん、同じ悩み、共通ですよね。
あるある！ということばかりです。
お母様の面倒を遠いからと面倒をみないお姉様についても、
そういう思いをしている人は、たくさんいますよね。
実家の近くに住む人が面倒を看る、いわゆる、介護放棄をされて、
代わりに看る人もいる・・・。
そそ、かりん様も正しいのです。
介護をしている仲間はみんな、認めています。
お互いに頑張りましょう。
漢字間違い？、気になさらないでくださいね。